だぶるばいせっぷす 新館

ホワイトカラーではないブルーカラーからの視点

sake x 婚活 x 国際交流イベントに参加した感想を書いてみた

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昨日のことですが、運営側に知り合いが絡んでいる婚活イベントに参加してきました。
今回は、この体験を書いていきます。

sake x 婚活 + 国際交流イベント

今回、参加したのは、日本酒の知識を深めつつ、異性とも知り合いつつ、国際交流まで出来てしまうという、何とも盛りだくさんのイベントでした。
これだけ盛りだくさんにも関わらず、お値段が2000円と、かなりReasonable!
また帰る際には、梅酒のお土産までくれるという事で、コスパ最強な感じで、それなりに満足して返ってきました。
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参加したイベントが特定されない程度に、もう少し具体的に書きますと、今回のイベントは国際交流を行っている施設が主催しているイベントなので、参加者も日本人だけだとは限らず、様々な国の方が参加する可能性があるイベントでした。
私が観た範囲だと、2~3人が見るからに外国の方でしたが、見た目ではわからないアジアの人達も参加されていたので、2割ぐらいは外国の方だったんだと思います。
4人がけのテーブル席が8席ぐらい有り、そこに自由に座っていく感じでしたが、途中からスタッフが席を誘導しだしたのか、テーブルには男女が混合で座る感じになりました。

日本酒の講義

人も揃い、開始時刻になったので、『日本酒を軽く勉強し、その後は、日本酒を呑みながら交流を深めたりしていくのかな…』と何となく想像していたのですが…
実際には少し違い、伏見から酒蔵の方がゲストで来られ、30~40分程度のガッチリとした講義が始まりました。

何故、伏見という土地で酒づくりが盛んになったのかを、京都の地面の高さを反映させた地図を用意して説明をしだす講師。
京都の、特に伏見よりも南側の岩盤層はかなりの盆地になっており、その地下には、琵琶湖と同じ量の水分が蓄えられているとか、その水質はどうなのかとか、ミネラル分はどれほど含まれているのかといった事や、水道水との飲み比べなどが行われました。

その後は、利き酒クイズ。
1番から5番まで番号が振られた酒を呑み、その特徴を理解した上で、A~Eに置かれている酒を飲み、A~Eの酒は1~5番の度の酒と同じなのかを当てるクイズです。
このクイズは、テーブルの皆とワイワイ話しながら行うことが出来たので、結構、楽しい時間を過ごせました。
お酒というテーマで集まり、同じクイズを解くという経験を通して、徐々に仲良くなっていく感じ。

参加する前は不安でしたが、共通の話題や体験を与えてくれた事で、コミュニケーションも取りやすく、非常によく考えられたイベントだなと感心しました。
このクイズの時間が、体感で大体30分ぐらい。 この時点で、開始から1時間程度経過しているような状態だったと思います。
ちなみにですが、このイベントは19時開始で20時半終了の予定です。 

えぇ~と。。 僕は何しに来たんでしたっけ? 日本酒の授業を受けに? それとも、婚活とか出会いを求めて?

婚活パート?

楽しいクイズの時間も終わり、同じ経験を経たことで少し仲良くなり、喋りやすい雰囲気も整い、これから仲良くなって連絡先を交換する機会を伺うぞ!と思っていたところ、クイズ終了と同時に司会の人がマイクを握り…
『席替えターイム!!』の声。。

『え???  クイズで仲良くなって、これからが本番なのに??? 今までの関係構築、全部チャラ??』
席替えといわれても、どの席に行って良いのが会場内の人間全員がわからない状態になっていると、司会の人が『とりあえず、男性だけが隣の席に行きましょうか。』と支持をする。
何方の隣かわからないままに、とりあえず移動し、そこからまた自己紹介して、探り探りの会話のスタート。

とはいっても、30~40代限定の企画なので、皆それなりに社会経験があり、社交辞令などはわきまえていて、上辺だけの探り合いを出来るぐらいのコミュニケーションは取れる。
『私は、婚活とかではなくて、日本酒が好きで知識を深めたいと思って来た』といった感じの分厚い鎧を着込み、踏み込みすぎない感じで腰の入らない牽制突きを繰り返すようなコミュニケーションでも、数分続けていれば徐々に慣れてくるもので、双方の努力の結果、それなりの会話が成立するようになってくるも、ここで司会の

『席替えターイム!!』
『え?? 何分でとか告知なしで? 会話が盛り上がり始めたこのタイミングで?』

次は、女性が今まで話していない人の席に移動するという事で、2人の女性が僕が座るテーブルにやってきました。
ここで、一人の女性が衝撃発言。
『わたし、盛り上げるために参加してるので、がんばります!』
よく見ると、受付でコートを預かってくれたスタッフの人で、婚活パートがスムーズに行く為に、サクラとして参加しているようです。

それにしても、サクラって、最初に自分で言っちゃうんだね。
まぁでも、ノリの良い人ですし、頑張って盛り上げると言ってくれてるんだから、婚活パートで成果が出るように盛り上げてくれるんでしょう!

少し期待して、盛り上げるために一生懸命に話すという彼女の話に耳を傾けていると…
『室町時代に作られていた製法を再現している酒蔵があるんですよ!
 ビールは、エジプトとかそこら辺が発祥という節があって、京大では、ナイルの名前がついたビールをお土産用に販売してるんですよ!』
など、様々な酒に関する情報を、マシンガントークで話してくれる。

他にも、彼女は大学院に通っている学生らしく、同僚の研究生が、自分の専門分野のことをWikipediaに書いて情報発信しているなど、他には聞けない話をずっとしてくれる。
ところで、僕は何のイベントに参加したんだっけか…  婚活とは…

そうこうしている間に、終了の合図などは無し、スタッフが会場の片付けを始まる。
酒の歴史を語ってくれた彼女によると、会場自体が21時に閉まるようで… スタッフ達からそろそろ帰れオーラが伝わってくる。

一緒に同席していた女性が、『結構短いんですね…』とサクラの彼女に話しかけると、『だから皆、二次会行くんじゃないですか!』と言っていたが、誰かが先導する様子もない。
しかも場所的に、周囲には飲食店が無い。 出口の方を観ると、チラホラ帰っていく人が目立ち始める。
女性の人がサクラの人に『帰っていってる人も居ますが、これからどうしたら?』と聞くも、『どうしたら良いんでしょうかね。。』 と言い残し、スタッフの仕事の方に向かい始めたので、ここで私は帰りました。

出口付近では、日本酒の講義をしてくれた酒蔵の方が、参加者全員に梅酒を手渡しでプレゼントしてくれて、結果として、物凄くコスパの良い、日本酒の公開授業を楽しめました!

イベントを振り返って

少し茶化した感じで書いてしまいましたが、イベント自体は非常に良いものだったと思います。
参加費2000円で、日本酒を呑めて、酒蔵が独自開発をした酒粕を使った『おかき』も食べ放題で、帰る際には瓶詰めの梅酒もお土産でもらえたので、日本酒の勉強会としてのコスパは最高でした。
利き酒クイズを通して、テーブルの人とも和気あいあいと話せましたし、少しドキドキもさせてもらったので、これで文句を言う方が間違っているのかもしれません。

ただ、婚活イベントとしてはどうだったんだと思ってしまいました。
色んな人と交流してもらいたいと思い、席替えをさせたいという気持ちはわかるんですが、せめて、席替えアナウンス1分前に『1分後に席替えをしますので、連絡先交換をする方は、今のうちにしてくださいね。』のアナウンスが欲しかった。

私は、純粋な婚活イベントには参加経験が殆ど無いので、参加される方がどの様なスタンスで参加されてるかは分からないのですが、今回の様に、『日本酒セミナーも開きます!』という名目のイベントの場合は、『私は、婚活とか興味ないけれども、日本酒の知識が欲しいから来ただけだから。』と格好をつけることも出来るんです。
こういう場では、『どうしても出会いが欲しかったから来た!』とか宣言してしまうと、下手をするとドン引きされてしまう可能性すらあるわけです。

皆が仮面をつけて下心を隠した状態で、社交辞令で牽制しあってる状態なので、ここで積極的なアプローチをさせる為には、参加者たちに何らかの言い訳を与える必要があると思うんです。
その言い訳というのが、司会による、連絡先交換の誘導です。

この様な誘導があれば、『私は、日本酒に興味があったから来たんですよ。 出会いとかそんなんじゃないですから。 でも、司会がいうなら、とりあえず交換しときます?』という空気が出来るので、非常にスムーズに連絡先交換が行えると思うんですよ。
連絡先さえ交換してしまえば、イベント時間なんて問題ではありません。 だって、別の日に連絡をとって呑みに行くなり遊びに行くなりすれば良いだけなんですから。
生理的に嫌な人間から連絡が来ても、無視すれば良いだけですし、連絡して無視されたらあきらめも付くと思うんです。

でも、今回の様な流れだと、そもそも連絡先の交換自体が至難の業。
ここまで読んで『子供じゃないんだから、セッティングされただけでも、ありがたいと思えば?』という意見もあるでしょう。
しかし、私から言わせてもらえれば、異性との交流に置いては子供並みの知識と精神しか無いから、この年まで独り身なんじゃ!としか言いようがありません。

何のアシストもなく、ホイホイ連絡先を聞けるような性格をしているのなら、イベントに参加せずとも、とっくの昔に結婚しとるわい!と言いたい。

何度も書きますが、イベント自体は素晴らしかったんですよ。 あの値段で、こんなイベントを開くなんて、利益を追求していたら、とても出来ません。
運営していたスタッフも、講師としてきた酒蔵の方も、ほぼボランティアで参加してるんじゃないかって程に原価がかかっているイベントで、これで文句をいうとバチが当たるようなイベントだったんです。

だからこそ、惜しいと思うんです。。
席替えの1分前に、『連絡先を交換してくださいね。』と運営が強制するように促すだけで、このイベントで人間関係が広がった人って沢山出たと思うんですよね。

まぁ、何度も書きますが、ほぼボランティアのようなイベントで、苦情とも取れる事をいう方、がどうかしてるんですけれどもね。