だぶるばいせっぷす 新館

ホワイトカラーではないブルーカラーからの視点

【本の紹介】 「量子論」を楽しむ本

今回紹介する本は『「量子論」を楽しむ本 ミクロの世界から宇宙まで最先端物理学が図解でわかる! 』です。 購入したキッカケこの本を購入したキッカケとしましては、私は趣味で、哲学や思想を取り扱うPodcastをやってまして、その原稿を書いている中で、量…

【本の紹介】銃・病原菌・鉄 下巻

今回の投稿は、結構前に書いた『銃・病原菌・鉄』の下巻について書いていきます。 上巻の投稿をまだ読まれていない方は、こちらからお読みください。 kimniy8.hatenablog.com 一応、上巻についての投稿を簡単に振り返ってみましょう。 現状の地球を見渡すと…

日銀総裁続投!自分の撒いたタネを処理するためにも妥当?

アベノミクスと歩調を合わす形で異次元緩和を行った、黒田日銀総裁の続投が決定したようです。 まぁ、当然といえば当然でしょう。 首相は、今の状態が『良い状態』で、アベノミクスは成功だという主張なんですから、ここで人を変えるなんて事をすると整合性…

【本の紹介】 銃・病原菌・鉄 (上巻)

今回紹介する本は、『銃・病原菌・鉄 (上巻)』です。 銃・病原菌・鉄という、一見意味のなさそうな単語を3つつなげただけのタイトルで、タイトルだけだと内容がいまいち伝わってこない感じなのですが、一言で大雑把に説明すると、人類史の本です。学校の…

【本の紹介】 <こども>のための哲学

今回紹介する本は、【<こども>のための哲学】です。 タイトルには、<こども>と書かれていますし、タイトルも平仮名が多い本。 一見すると、子供向けの哲学入門書かな?と思ってしまいがちな本ですが、実際に子供が読んだとしても、ほぼ理解できない内容…

【本の紹介】 誰がアパレルを殺すのか

いつものようにTwitterのタイムラインを眺めていると、結構おもしろそうな本のタイトルが目に入り、興味が出たので読んでみました。 という事で今回あh,その本『誰がアパレルを殺すのか』の紹介です。 この本は、日経ビジネスの記者が記事を書く際にアパレ…

【本の紹介】 図解 恋愛心理学

今回は久しぶりに、読んだ本の紹介と感想です。 今回取り上げる本は、『図解 恋愛心理学』です。 この本ですが、読み終わって一番最初の感想は、『夢も希望もない…』みたいな印象を受けてしまいました。 まぁ、私が感じた主観なので、読む人によって印象が変…

【本の紹介】 機械との競争 (後編)

今回の投稿は前回の続きとなっています。 まだ読まれていない方は、そちらを先にお読みください。 前回までで、経済指標は回復しているが、大半の庶民の所得は減少している事について書きました。 その主な理由は二極化で、テクノロジーの進歩によって新たな…

【本の紹介】 機械との競争

今回は、本、『機械との競争』の紹介です。 この本を簡単に説明すると、テクノロジーの進化によって、経済がどのように変化していくのかについて書かれている本です。 タイトルからも分かる通り、産業革命以降、機械と人間とは仕事を奪い合う状態にある状態…

【本の紹介】 史上最強の哲学入門 (後編)

この投稿は前回の投稿の続きです。 まだ読まれていない方は、まずは、そちらからお読みください。 kimniy8.hatenablog.com この本の理解をより進める為に、に第一ラウンドの真理の『真理』を簡単に見てみましょう。最初の出だしは、プロタゴラスから始まりま…

【本の紹介】 史上最強の哲学入門 (前編)

今回紹介する本は『史上最強の哲学入門』 表紙イラストを漫画『グラップラー刃牙』を描いている板垣氏生が手がけ、文を飲茶さんが書いている、哲学入門書です。 この本を知ったキッカケは、岡田斗司夫のPodcastという番組のオープニングトークで取り上げられ…

マルクス青年期の草稿を読んでの考察 (後編

今回の投稿は、『経済学・哲学草稿 マルクス』を読んでの考察の続きです。 簡単な本の説明はこちらでしています。 kimniy8.hatenablog.com 今回は前回投稿の続きとなりますので、そちらを読まれていない方は、まず、そちらから読んでいただければ幸いです。 …

マルクス青年期の草稿を読んでの考察 (前編

前回は、マルクスの経済についての主張について紹介しました。 今回は、マルクスの思想を下敷きにした共産主義国家が、何故、失敗したのかについて考えていきます。 マルクスを読んだことがない多くの方は、共産主義の失敗はマルクスの考え方が間違っていた…

【本の紹介】 経済学・哲学草稿 マルクス

久しぶりの本紹介。今回紹介する本は、『経済学・哲学草稿 マルクス』です。 共産主義の父と呼ばれているマルクス。 資本主義者からは批判されることも多く、『マルクス』という名前を出すだけで、一部では極左扱いされる感じの方ですが、具体的にどんなこと…

【本の紹介】 ウェブ社会のゆくえ

今回紹介する本は、http://amzn.to/2lf1v0L この本は、TBSラジオで放送されている『文科系トークラジオ LIFE』という番組でメインパーソナリティを勤めている、チャーリーこと鈴木 謙介さんの著書です。 どんな方かというと、テレビやラジオにも結構出演…

【本の紹介】 国家はなぜ衰退するのか 権力・反映・貧困の起源 上

今回紹介する本はこちら『国家はなぜ衰退するのか 上』 上下巻の上巻の紹介です。(下巻はまだ読んでないため) 世界の歴史を紐解いてみると、国家という共同体はそこかしこで生まれ、そして衰退して滅亡しています。 この書では、なぜこの様な現象が起こっ…

【本の紹介】 すべてのJ-POPはパクリである (~現代ポップス論考)

今回紹介する本は、芸人のマキタスポーツさんが書かれた、『すべてのJ-POPはパクリである (~現代ポップス論考)』です。 マキタスポーツさんといえば、最近ではドラマなどでも見かけるようになりましたが、私が最初に拝見した時は、音楽を用いたネタを披露す…

【本の紹介】 戦争と革命の世界史

今回紹介する本は、『戦争と革命の世界史 (だいわ文庫 H 320-1)』です。 この本は、Amazonで歴史関連の本を適当に観ていた際に、おすすめ商品として紹介されていたのを観て、なんとなく興味を持って購入してみました。 本のタイトルは『戦争と革命の世界史』…

【本の紹介】 魔女の世界史

今回紹介する本は、『魔女の世界史』です。 この本を知った切っ掛けですが、私の趣味の一つがPodcastを聴く事で、多くの番組を聴いています。 そんな中の一つに、『東京ポッドキャスト』という東京リチュアルというところが配信しているオカルト番組が有るの…

【本の紹介】 アシッド・ドリームズ―CIA、LSD、ヒッピー革命

今回紹介する本は、【アシッド・ドリームズ―CIA、LSD、ヒッピー革命】 この本を知ったのは、ちょうど一年程前(2015年5月)に、なんば紅鶴で行われた『魔術者から見た科学の今ココ!!』というイベントに参加したことが切っ掛けでした。 そのイベントの…

【本の紹介・感想】(後編) 反逆の神話:カウンターカルチャーはいかにして消費文化になったか

前回の続きです。 まだ読まれていない方は、先にそちらをお読みください。 kimniy8.hatenablog.com この本の中盤から後半にかけては、基本的に既存のカウンターカルチャーに対する反論が書かれています。 基本的な流れとしては、それぞれのカウンターカルチ…

【本の紹介・感想】 (前編) 反逆の神話 カウンターカルチャーはいかにして消費文化になったか

今回、紹介する本は、【反逆の神話:カウンターカルチャーはいかにして消費文化になったか】です。 この本を読もうと思った切っ掛けですが、去年(2015年)の半ばに、カウンターカルチャーについて興味を持った時期が有り、Amazonで関連書籍を探していた際に…

【本の紹介】 ドラッグ・内面への旅

今回紹介する本は【ドラッグ・内面への旅―インドの阿片・LSDから幻覚性茸・覚醒剤まで】 最初に注意として書いておきますが、今回の投稿ではドラッグ(麻薬)に関する内容が含まれています。 当然のことながら、ドラッグの使用を推奨するような内容では有り…

【本の紹介】 楽観主義者の未来予測

今回紹介する本は、【楽観主義者の未来予測 上】です。 この本の内容を一言で表すなら、タイトル通り、楽観主義者の視点で語られる、未来予測の話です。世の中に出回っている情報は、どちらかと言うと暗いものが多い。 それらのニュースに接していく内に、ド…

【本の紹介】 シグナル&ノイズ

今回は久しぶりに、読んだ本の紹介をします。 タイトルは【シグナル&ノイズ】 統計学の専門家が、人が何故間違った予測をするのかについて書いた本です。間違う理由を簡単に書くと、物事を正しく理解する為の要因の捉え方を間違うからです。物事を正しく捉…