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ホワイトカラーではないブルーカラーからの視点

PSVRが買えないので 簡易VRゴーグルを買ってみた

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先日のことですが、スマホを利用した簡易VRを購入しました。
本当は、PC周辺機器で頭一つ出ているviveやPSVRが欲しいのですが、viveの場合はVRが動かせるスペックのPCから揃えなきゃ駄目なので、30万近くかかってしまう。

PSVRはこれよりも安いが、現状、転売ヤーから買わなければ手に入らない状態。
とはいっても、4月29日の追加販売では、抽選販売にも関わらず全員当選とか、それで捌けないので店頭販売しているなんて話も聴ます。
5月は体験会+予約も開始され、その発送が5月30日っぽいので、その時に同時に追加販売されるでしょうし、遅くともその次の追加販売で、需要と供給が釣り合いそうな雰囲気ではありますが。
価格コムでも、価格が急降下中ですしね。

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転売ヤーは、ここ2ヶ月ぐらいで在庫を売りきらないと、損する可能性が高いでしょうね。まぁ、転売ヤーが地獄をみたところで、痛くも痒くもないんですが。

この様な感じで、現状、ちゃんとしたVR機器を購入するのがかなりハードルが高いということで、個人的なガス抜きの為に、簡易のVRゴーグルを購入してみました。
それがこちら。

    

私が購入した時点では、お値段3300円とかなり安い。
これよりも更に安いモデルなんかは、1000円以下で購入可能。先日、Twitterで発見したTweetによると、ドスパラでは実店舗で限定数個だけ500円で販売していたなんてこともありました。

普通に買えば5万や10万するようなVR機器が、何故こんなにも安いのかというと、VR機器の複雑な部分は全てスマートフォンに丸投げしているからです。
最近のスマートフォンには、スマホの傾きや方向を感じ取るセンサーが取り付けられているので、これによってスマホの状態を感知し、それに合わせた画像を映し出す機能が備わっています。
それを応用したのがこの商品。商品自体は、スマホの画面を拡大するためのレンズと、それを頭に固定するためのバンドがついているだけ。
人によって目の間隔が違うので、それを調整するための機構などが備わっているだけ。
ディスプレイや、各種傾きセンサーなどはスマホに丸投げしている為、低価格化が可能になったんですね。

購入してみた感想としては、3000円にしては結構良い買い物って感じですね。
私は目が悪く、視力が0.04とかなので、VRの際に気になっていたのが、眼鏡をかけての装着ができるかどうかでした。
しかし、実際の商品を試してみると、そもそも眼鏡が必要ない。

VRゴーグル自体が視力矯正を出来るような構造になっている為、両目0.04の視力しか無い私でも、メガネ無しでの体験が可能でした。
気になった点としては、視力矯正の際には耳付近についているダイアルを回すのですが、左右の何方か一方を回すと両方の第あるが回ってしまう仕組みになっている点。
私の場合は、両目共に0.04と同程度の悪さなので問題はありませんでしたが、視力が左右でばらつきのある人にとっては、余り意味のない構造だったりします。

次に良かった点は、ヘッドホン内蔵という点。
ゴーグル部分にスマホを入れるのですが、その部分にイヤホンジャックがついている為、それを差し込むだけで、ヘッドホンから音が聞こえます。
安いVRゴーグルの場合は、ヘッドホンがついていない場合が殆ど。
360度の立体写真をみるためだけに買うのであれば、ヘッドホンなしの低価格版も良いとは思いますが、音声付きの動画などを見たい場合は、ヘッドホン付きの方が良いと思いますね。

では、VRゴーグルを購入すると、どんなコンテンツが体験出来るのでしょうか。
一番簡単に体験する方法としては、スマホのアプリストアで『VR』と入力すれば、VR対応コンテンツが出てきます。
有名なのだと、ジェットコースターの体験アプリなどですね。

有名で手軽なのは、youtubeアプリ。
検索で『360 VR』と入れると、対応コンテンツが出てきます。
設定からVRゴーグルを選ぶ事で、左右に分割された映像に変換できるので、これでVR体験が出来ます。

他に有名で面白いのが、グーグルのストリートビューアプリ。
google map とは別のアプリで、ストリートビューを独立させたようなアプリなのですが、このアプリで、ユーザーが世界中で撮った360度の写真を見ることが出来ます。
地図をタップすると、その地域の写真がピックアップされる為、瞬時に色んな場所の景色を体験することが出来ます。

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色んなコンテンツを体験してみた感想としては、3000円にしてはコスパが高く、楽しめる商品ですね。
ただ、一つ問題が有るとすれば、画質ですかね。

VRは、PSVRですら画質が問題視されていますが、スマホをベースにしているVRゴーグルは、更に画質が悪いです。
スマホを2分割し、更に視野いっぱいまで拡大するわけですから、当然といえば当然ですよね。
よくみると、ドットが見えるぐらいの画質の悪さ。一昔前のVHSぐらいといえば、分かりやすいかもしれませんね。

次に、これも当然のことなんでしょうが、多くの作品が、首の動きには対応していますが、自身が歩いたり座ったりと、動き回ったところで、画像に反映されることはありません。
多くの作品が360度カメラを固定した状態で撮影している為、じっとしている状態で周りを見渡せるだけだったりします。
その為、高価なVR商品に比べると、没入感は控えめになっています。また、価格が安いものであれば有るほど視野角も狭いようなので、低価格モデルを購入した場合は、狭い場所から覗いているような感じになり、更に没入感は抑えられてしまうようです。

ただ、500~3000円という安さを考えると、このマイナス面を考慮したとしても、楽しめる商品だとは思いますけどね。
ちょっと検索するだけで、大人な使い方なんかも出てくるので、興味の有る方は購入してみてはいかがでしょうか。