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夏までに体型を変える? スポーツジムに入った際に気をつけること

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私はスポーツジムに通っているのですが、ここ最近になって、徐々に人が増えてきました。
これは今年に限ったことではなく、3~4月の異動の時期で、尚且、夏まで数ヶ月というタイミングで人が増え、9月から秋にかけて会員数が減少し、冬になると『いつもの顔ぶれ』だけになるのが、スポーツジムだったりします。

この投稿を読まれている方の中にも、最近になってジムに通い始めたという方がいらっしゃるかもしれないので、今回は、ジムに通って体を変える為に必要な事を書いていこうと思います。
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実は重要なジム選び

春にジムに入って、『夏までに体を鍛え上げてシックスパックになってやろう』なんて考えている人は、ジムの設備に目が行きがちだと思います。
バーベルが有るかとか、ダンベルは何キロまで揃っているかや、マシンの種類など。

しかし、20年以上ジムに通っている私からいわせれば、トレーニング機器はそこまで重要ではありません。
大抵のジムには、全身を一通り鍛える為のマシンが揃っていますし、バーベルやダンベルがあれば、工夫次第で大抵の部分は鍛えられたりします。
設備の構成を、有酸素運動に極振りしているような極端なジムでもない限り、月会費1万円程度のジムであれば、大抵の設備は揃っていると思われるので、あまり気にしなくて良いです。

では、ジム選びで一番重要視しなければならないのは何かというと、立地です。

家から近いとか、仕事場と家との往復の間に有るような、気合を入れなくてもジムに行ける様な場所を選ぶのが基本です。
わざわざ、ジムに行くために外出しなければならず、その上、往復に1時間ほどかかるなんて場所は、いくらジムの設備が良かったとしても、選ばないほうが良いです。

理想としては、仕事帰りにフラッと寄れるような場所を選択することが重要です。

何故、ジムの立地が重要なのかというと、多くの人が数ヶ月でジムに行くのを止めてしまう大きな原因が、ジムに通うのが面倒くさくなって辞めていくからです。
ジムに入会したての春は、寒い季節から暖かくなってくる季節でもありますし、環境としても心機一転出来るような時期なので、テンションが上って何に対してもやる気が出ると思います。

しかし、そんな精神状態は長くは続きません。
直ぐに、わざわざジムに行くのが面倒になるし、休みなどのまとまった時間が出来たときには、他の用事をしてしまう。
そのうち、ジムに行かない生活が習慣化してしまい、ジムに行く為には物凄い精神力を持って決断しないと行けなくなるようになります。

その為、頑張らなくてもジムに行ける環境が重要になってくるわけです。

ジムでトレーニングをする際に気をつけること

一番重要なのは、頑張りすぎないことです。
ジムに行き始めた人が陥りやすいトラップなのですが、大抵の人は、初日から頑張りすぎてしまいます。
3日程度で全身の筋トレをやってしまうわけですが、4日目ぐらいに襲ってくる筋肉痛によって、行くのを断念してしまい、休みグセが付いてしまいます。

ジムに行き慣れていない人が、まず、心がけることは、毎日ジムに足を運ぶ習慣をつけることです。
3日間ほど詰めてジムに行き、その後、筋肉痛が取れるまで4日程休んでは、意味がありません。
一旦休み癖がつくと、ジムに行くのが億劫になり、結果として大して施設を利用しないままにジムを辞める事になってしまいます。

ジムに行く習慣がない人は、トレーニングよりもまず、毎日ジムに行く習慣を身につけるところから始めるべきです。
その為に必要になってくるのが、頑張りすぎないことです。

『ジムで運動を頑張らなくて、夏までに肉体改造できるの?』と思われる方もいらっしゃることでしょう。
しかし、安心してください。
今まで運動をしてこなかった人が、3ヶ月真剣に頑張ったところで、体型は大して変わりません。

食事の内容を見直したり、運動量を増やしたりする事で実現できなくもありませんが、急激な変化は体に良くないですし、今まで運動をしてこなかった人が急に激しい運動をすると、怪我や病気に繋がったりもします。
夏に格好をつけたいという理由だけで、そこまでのリスクを背負う必要は無いと思います。

ジムでの運動

ジムで行う運動ですが、置いてあるマシンを一通り使って、全身を鍛える方法は辞めたほうが良いと思います。
運動に慣れていない人が全身の運動を1日でやってしまうと、全身筋肉痛になり、ジムを休む口実ができてしまいます。
先程も書きましたが、重要なのはジムに行く習慣を付ける事なので、毎日通えるようにトレーニングした方が良いでしょう。

全身筋肉痛を避ける為には、体を3つの部位に分けてトレーニングするのが良いです。
足・胸・背中と3つに分けることで、常に体の何処かが筋肉痛では有るけれども、筋肉痛ではない部分があるという状態を作れます。
レーニング種目としては、バーベルが有るジムなら、足ならスクワット。 背中ならデッドリフト。 胸ならベンチプレスのビッグスリーと呼ばれる種目を中心に行えば良いです。
余裕があるなら、それにプラスしてマシンで追い込むのも良いかもしれません。

体の部位を3つに分けて、ローテーションを組んで2週すれば、週に6回はジムに通えます。
もし、筋肉痛が取れずに2周するのが辛いのであれば、間に有酸素運動の日や、風呂だけ入って帰る日などを作り、とにかくジムに通いましょう。
毎日通うことで習慣化し、意識せずに、まるで毎日歯を磨くように、足がジムに向かうようになります。

この、毎日通うという行為の為に、先程書いたようにジムの立地が重要になってくるのです。
仕事で疲れていても、ふらっとジムに入ってジャグジーだけ入って帰るというのでも構いません。
とにかく、行く習慣をつけることが重要となってきます。

体作りは習慣

ここまで、如何にしてジムに通うかということを重点的に書いてきました。
手っ取り早く理想の体を手に入れたいという思いから情報収集されている方にとっては、無駄足だと思われている方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、そのような方に一言いわせてもらうと、体作りやダイエットは、一年の間の特定の期間だけ行うものではなく、ずっと行うものだという事です。
ジムに行く習慣さえつけておけば、『せっかく来たんだから運動して帰ろう。』という気になります。
定期的に運動さえしていれば、少しづつであれ、体型は変わってきますし、健康にも役立つことでしょう。

一番ダメなのが、ジムに行くこと自体がイベントになってしまう程に行かない状態を作ってしまう事です。
お腹が出ているという悩みを持っている方が、今からジムに加入したとしても、夏までにシックスパックを作ることは、おそらく不可能でしょう。

ですが、毎日のように通う習慣をつけてしまえば、来年の夏には間に合うかもしれません。
一部のアスリートを除き、運動は健康的な体を作る為に行うものだと思いますので、無理をせず、長く続けられるペースで行うことをお勧めしたいと思います。