【おすすめPodcast紹介】 ファミコン名人への道(笑)
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私の独断と偏見のPodcast紹介コーナー。
第103回。
過去に書いた投稿
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今回は、【ファミコン名人への道(笑)】
今回紹介するwebラジオは【ファミコン名人への道(笑)】
ファミコンキッド、落語家の春風亭吉好(しゅんぷうてい・よしこう)、講釈師の神田真紅(かんだ・しんく)の3名がレギュラー。
3人が揃うことも有りますが、2人での放送も結構多めで、たまにゲスト出演等もあります。
放送時間は30分で、何かと調度良い放送時間。
更新頻度は週1で、週末に更新されることが多いです。
放送内容は、タイトルからも分かる通り、ファミコンの話を中心に、その周辺の事柄をテーマに取り上げてのテーマトーク。
公式サイトにも書かれていますが、昭和テイストたっぷりのインターネットラジオ番組となっています。
聴いてみた感想ですが、レトロさを意識的に強調されている作りのせいか、非常に懐かしい雰囲気を感じさせる放送となっています。
FC(ファミコン)音源というのでしょうかね。
(調べてみると、チップチューン(chiptune)というジャンルの音楽のようです。)
そんな感じの雰囲気を連想させるイントロから始まり、出演者の方々がそれぞれ名乗った後にタイトルを読み上げる演出がある、昔聴いていたラジオッて感じで始まります。
ファミコン名人への道(笑)というタイトルやレトロな電子音楽のイントロから、『ゲーム中心の番組なのかな』と思われる方も多いと思います。
しかし実際には、ファミコンを中心としたサブカルチャーの話がメインなので、『ゲームだけ!』というわけでは有りません。
少し分かりづらいかもしれないので、具体例を挙げて説明してみましょう。
ファミコンといえば、外せない話題の一つに【ドラクエ】というタイトルが存在しますね。
この番組では、ドラゴンクエストのゲーム内容や、『あるあるネタ』等をテーマとして取り扱う場合も当然あります。
しかしそれだけではなく、ドラゴンクエストのストーリーを元にした小説の話や、4コマ漫画の話。
攻略本等に乗っているゲームイラストの話等、周辺の情報がメインでテーマとして取り上げられる事もあります。
時には、バグを利用した裏ワザの話になり、そこから派生して、プログラミングの話に移行する…なんて事もあったりと、周辺情報を幅広く取り扱っている感じですね。
基本的にはファミコンゲームが中心なのですが、ファミコンとは少し離れた話題なども、テーマとして取り上げられる事もあります。
例えば、ゲームブックなど。
アラフォー以上の年齢の方には説明不要の物かもしれませんが、それ以下の人には馴染みのないものかもしれないので、説明をしておきましょう。
ゲームブックは、RPGゲームの様にストーリーを楽しむ為の本なのですが、小説とは全く違います。
小説は、作者の思惑通りにストーリーが進んでいくので、最初から読み進めていって、読破する頃にはストーリーも終了します。
しかしゲームブックの方は、ページ毎に選択肢が存在し、自分がどのように行動するのかを聞かれます。
そして、選ぶ選択肢ごとにページが割り当てられていて、そのページに飛んで読み進めていきます。
例えば、モンスターが現れたという状況のページに行き着いた場合に、戦う場合は10ページで、逃げる場合は30ページに移動と書かれていて、どちらかの選択肢を選んだ上で、指定のページ数をめくっていく。
このゲームブックの面白いところは、ゲームオーバーが有る事で、読み進めたからといって読破できるわけではないという点ですね。
ファミコンが出た当時、ソフトが高くて変えない場合などに、代替え品として重宝されていたんですよね。
そんな、ファミコン時代のレトロな話題などもテーマになります。
レトロといえば、この番組。
このインターネット全盛期に、メッセージをハガキで受け付けたりもしています。
メッセージをハガキで送った場合、メールで送るよりも高確率で採用され、番組で読まれるようですよ。
その他には、出演者の講釈師の神田真紅さんは、ファミ講談師としての顔も有るようで、ファミコンを題材に、講談をされたり。
春風亭吉好さんが、オタク系のネタを盛り込んだ落語をされる場合もあります。
話をするプロの方々による放送ということで、全体的に非常に聴きやすい番組。
ファミコンが登場した時に物心がついていた方や、それ以上の年齢の方で、ゲームやサブカルに興味が合った方などは、懐かしい気持ちで聴き流せる良い番組だと思います。
デジタルネイティブ世代と呼ばれるような現代の方にとっては、旧世代の娯楽の話ということで、逆に新鮮な気持ちで聴く事が出来る番組かもしれませんね。
そういった意味では、ゲームを中心としたサブカルに興味がある方は、聴いて損はない番組だと思います。
オススメです!