だぶるばいせっぷす 新館

ホワイトカラーではないブルーカラーからの視点

ダイエットのついでに骨も鍛えよう

このブログでは、ダイエットをする際の運動は無酸素運動を薦めています。
理由は単純で、無酸素運動よりも効率が良いからです。

今回は、この無酸素運動に因るダイエットの副次効果について書いていきます。


骨は、脆いよりも丈夫な方が良い。
これは若くても年をとっても同じですが、特に年配になると足腰が弱くなって、骨粗しょう症で骨までモロくなる。

足腰の筋肉と骨が弱くなると、日常生活を普通に送っているだけでも危険がいっぱい。
転ぶ等して骨折し、最悪の場合には寝たきりになってしまうなんて事も有ります。

足の筋肉に関しては、筋力トレーニング等をすれば、強化出来るんだろうなという事が予測できるでしょう。
しかし、骨を鍛えるのはどうしたら良いのか。
これに対しては、疑問を持つ方は少なく無いと思います。

結果から書いてしまうと、タイトルを見てもらえば分かる通り、筋力トレーニングで骨も鍛えられます。
これは、骨を鍛える為に特別なトレーニングがあるわけではありません。
筋肉を鍛えるのと同様の運動で、骨も鍛えることが可能なんです。


理屈を説明していきましょう。
筋肉の特性については過去にも簡単に説明したのですが、人の筋肉は、100%の力で縮むか完全にリラックスするかしか出来ません。
北斗の拳という漫画には、『人は30%の筋力しか使えない』というセリフが出てきますが、これは30%の筋肉だけを使えて、後の70%が使うことが出来ない未知の存在ということでは有りません。
人間の身体は上手い具合にできていて、一度使った筋肉は次の運動の際には動かさず、次の運動の際には使っていなかった筋肉を使う。
ローテーションを組んで、連続した運動でも休み休み行うことが出来る構造になっているんです。

つまり、MAXの力を出した時に30%しか使えないというのは、身体の30%の筋肉を100%の力で動かしているということです。
筋肉は力を入れると収縮します。
縮むといっても、体積が小さくなるわけでもなく、むしろ力を入れている筋肉に血液が集まる為、縦方向に縮みつつも横方向には膨張します。
腕を曲げて力を入れ、力こぶなどを造ると分かりやすいと思います。
簡単表現すると、距離は短くなるのですが、太くなる。

この『太くなる』というのが、骨を鍛える上で結構重要なんです。
筋肉は、外側だけに膨張しているわけでは有りません。
細長い風船を膨らましてもらうと分かりますが、外側という一方方向にのみ膨張するのではなく、全体的に太くなる。
つまり、内側に対しても膨らんでいるんです。

腕や足の筋肉に力を入れると、筋肉が収縮して太くなる。
それも、外側だけでなく、内側に対しても太くなるという事は、力を入れると骨が圧迫される事になります。
この骨にかかる圧力そのものが、骨を強くするんです。


これは、逆のパターンを考えてみればよく分かります。
宇宙飛行士が宇宙に出発して長い時間を宇宙で過ごすと、筋肉は衰えて骨がもろくなるという現象が起こります。
これは、無重力状態という圧力がかからない状態に居続けることで、骨や筋肉が退化したわけです。
しかし逆に考えると、圧力をかけると骨が強い状態になるわけです。

足腰の筋トレの場合は、バーベルを担いでスクワット運動などを行います。
これは体的には、重力が増えている状態と同じ様な感覚です。
重力が増えるということは、当然のことですが、無重力状態と真逆の現象である筋力と骨の強度の上昇という効果が見込めます。

勘の良い方ならお気づきでしょうが、骨にかかる圧力は、一度に筋肉を動かす量が大きければ大きい程、高い圧力がかかることになります。
つまり、重い重量を扱ったトレーニングでしか無理。
というのも、有酸素運動の様な運動は、一歩踏み出して身体を前に動かすという軽い運動を長時間続けるという作業です。
軽い作業でも数時間続ければ、運動量的には大きくなるのですが、一回で使用する筋肉量が増えるわけではありません。

高い圧力を掛ける手段は、無酸素運動である筋力トレーニングしか無いんです。

適切な筋力トレーニングを行うことで、代謝が高く太りにくい身体が手に入るだけではなく、強い骨まで手に入る。
この夏に向けてダイエットを行おうとされている方は、筋力トレーニング中心の運動を行ってみては如何でしょうか。

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