だぶるばいせっぷす 新館

ホワイトカラーではないブルーカラーからの視点

【ゲーム紹介】 トロピコ5

今回紹介するゲームは、『MEGA盛りトロピコ5 』です。


      

トロピコというタイトルだけを聴いて、どんなゲームなのか想像も出来ない方も多いと思いますが(私もその一人でした)、このゲームは、街づくりシュミレーションゲームです。
街づくりシュミレーションといえば、鉄道会社の経営者になって未開の地を都市に育てる『A列車で行こう』シリーズや、市長になって街運営をする『シムシティ-』シリーズが有名ですが…
このゲームは、植民地を収める独裁者になりきるシュミレーションゲームです。

ゲームの一番最初は、帝国から主人公である自分自身が総督として未開の地に派遣されるというところから始まります。
総督という名の使いっ走りなので、当然、任期があり、任期中に結果を残せなければクビになり、ゲームオーバーとなってしまいます。
では、ずっと上司の顔色を伺いながら、着々と命令だけをこなしていくのかというと、そんな事もありません。

託された未開の地は地理的にも重要ではなく、資源的にも恵まれているとは言えないからか、帝国にとっては然程、重要ではない地のようで、一定の上納金を収める事で独立宣言をする事が可能です。
独立してしまえばこっちのもので、独自の憲法などを制定する事で、より、自分好みの国運営が可能となります。
帝国とは外交上の付き合いだけしていれば、とやかく言われる事もありませんが、そのかわり、大統領選挙が数年おきに開かれることになります。

大統領選で勝利する為には、当然、支持率が重要になってくるわけですが、この支持率は住民の幸福度と直結している為、今度は住民の顔色を伺いながら街づくりをしていく必要があるんですよね。
当然ですが、選挙に落ちればゲームオーバー。 ただ、そこは独裁者なりきりシュミレーションという事で、支持率が微妙な場合は、不正を行って投票を操作することも可能です。
じゃぁ、今選挙したら絶対に負ける!って時はどうするの?思う方もいらっしゃるかも知れませんが、そういう時は、選挙その物を行わないという選択も出来ます。

『選挙しなくて良いなら、支持率とか関係なくない?』と思われるでしょうが、選挙をせずに国家運営を続けていると、国民が政府に対して不満を持ち、暴動に発展します…
国民にデモや暴動を起こさせない為にも、選挙によって選ばれたという実績が必要になってくるというわけです。

では、国民の幸福度を高めて高い支持率を維持していれば良いのかというと、それだけでもダメ。
このゲームは、1900年前半から始まって、年月が過ぎていく毎に技術が進んで時代も進むという状態になるのですが、時代が進んで世界大戦時代に突入すると、連合国か枢軸国のどちらに付くのか迫られて、どちらかを選択すると選んでない方から攻め込またりするんです。

敵からの侵攻に抵抗するためには、軍隊を揃えておく必要があるのですが…
軍備を増強すると、『軍事力で民衆をねじ伏せようとしているのか?』と民衆から思われてしまい、反政府運動が活発化してしまうというね。

メインミッションを中盤まで進めた私の感想としては、独裁者も楽じゃないって事。
独裁者シュミレーションという事で、このゲームではいろんな方法で裏金を貯め込むことも可能なのですが、色んな事に気を配っていると、そんな余裕は全然無い。
なんなら、北朝鮮の指導者って、有能だったんじゃないかとすら思えてしまう程、国の運営は難しい。

独裁者だからって、自分の好き勝手をやって私腹を肥やそうとすると、支持率が下がりまくって暴動が起こる。
暴動の鎮圧の為に軍隊を増強すると、基地の建設費用や人件費などの運営費でお金がドンドン減っていく。
お金が減って国庫のお金が無くなっていくと、財政不安から更に政府の支持率が低下する。

支持率を回復させる為にも、娯楽施設や労働kん今日を整えようとしても、お金がないとそもそも施設が建てられない。
こうなってしまうと完全に詰みになる為、一からやり直さなければなりません。

結局の所、ゲームクリアーの一番の近道は、国民の幸福度に気を配って、国民が欲しそうな施設を前もって建設しておく事が重要で、更に言うなら、必要な施設がいつでも建てられるように国庫のお金を潤沢にしておくことが重要になってくる。
では、国庫のお金を潤沢にする為にはどうすれば良いのかというと、産業を育てて経済を回さなくてはならない。
経済を回す為に効率が良いのは、第二・第三次産業なのですが、その産業の原材料を手に入れるためには、第一次産業を育てないとダメ。

じゃぁ、第一次産業をドンドン建設すればよいのかというと、、第一次産業である農場や牧場は、生産効率が周囲の環境に左右される為、建設できる地域が限定されていたりする。。
その上、周囲に工場や住宅があると環境汚染がひどくなる為に、隣接しておくのは非効率だったりする。
また、これが結構重要だったりするんですが、農場や工場で作られた成果物というのは、トラックによって運び出さなければお金に変わることはありません。
効率的に商品を流通させる為には、輸送業者をそれなりに置いて置かなければなりません。

こんな事を考えながら、私服を肥やす暇なく、ドンドンと施設を作っていかなければならないのですが、施設を作ったら作ったで、今度は労働者の数が足りなくなったりします。
労働者の数が足りなくなると、給料が低いところから労働者がドンドンと逃げていくようになるのですが…
給料が低い労働環境って、大抵は第一次産業だったりするんですよね。 第一次産業が停止して材料の供給が止まってしまうと、第二次産業の売上にも影響が出てくる為、人のやりくりも重要になってきます。

こんな感じで、ただでさえやる事や考えることが多いのに、定期的に訪れるミッションや選挙、そして前触れもなくやってくる、自然災害。
これらに対処しなければならない為、街づくり系のシュミレーションなのに、結構、忙しかったりします。

ただ、やることが多い分、ミッションをクリアーした際は、達成感を得られたりするんですけどね。

こんな感じで、独裁者シュミレーションと言いつつも、本当に好き勝手すると直ぐにゲームオーバーになってしまいがちなので、好きな人が限定されそうな作品なんですが、登場人物などが歴史上の人物のパロディだったり、過去の実際の出来事をオチョクルようなテキストが出てきたりするので、歴史好きの人は結構楽しめるんじゃないかと思います。
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