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ホワイトカラーではないブルーカラーからの視点

私が今(2017年)に大型テレビを購入した理由

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年が明けてまだ10日程しか経っていませんが、新年1発目の大きな買い物はテレビでした。
購入した切っ掛けは、家電量販店で実物を観てしまったからです。

私は年明け早々に運転免許の更新をしなければならなかったのですが、いつもの更新なら羽束師という結構遠い所まで出かけなければならなかったのが、去年の9月ぐらいから、ゴールド免許保持者は京都駅前に開設された免許更新センターでも更新が出来るということで、京都駅まで行ってきたんです。
免許更新はゴールド免許の人しかいないという事で非常にスムーズで、待ち時間もなく、14時に入って14時45分には終了して施設を出たほどでした。
思っていたよりも短時間で終わったのと、久しぶりに京都駅まで来たということで、すぐには帰らずに探索しようと思ったら、丁度、更新センターの隣がヨドバシカメラという事で、『最近の家電を見てやろう』と入店したんです。

去年末にPS PROが発売し、少し4kテレビに関心があった私は、とりあえずテレビコーナーへ。
グルッと一周してみたんですが、まぁ、画面がデカイこと。そして、お値段の高いこと!
普通に20~30万円の値段が付き、60インチを超えるものは更に高い状態。
『これは、手が出ないわ…』と思って去ろうと思った所、目立たないところに『LG電子』のテレビが置かれていて、国内メーカーの半額近くである10万前後の破格の値段で販売されていました。

この値段を見て俄然、買う気が出てきたので、早速、家に帰って4kテレビの事を調べてみることにしました。

今更ですが、4kはフルHDの4倍の画質のテレビです。
そしてフルHDとは、1920×1080ピクセルピクセルは、マス目の数で、この場合は横に1920マス、縦に1080マスの2,073,600マスで画像を表示)
ちなみに、私が持っているテレビ(37c2000)は、1366x768(1,049,088)とフルHDにすら届いていないという代物。
買おうと予定している4kの3840×2160ピクセル(8,294,400)と比べると、8分の1の性能。
逆にいえば、現状のテレビを4kに買い換えると、ピクセル数が8倍という事に。

次にメーカー。この時点での私の知識は、『LG』が韓国メーカーという知識しかありませんでした。
『安かろう悪かろう』という言葉もありますし、テレビは大きな金額が出ていく上に長く使う代物。安くても粗悪品だったら元も子もありません。
という事で早速ネットで調べてみた所…
出てきた答えは、『コスパ最強!』という文字。
性能面では国内メーカーに若干劣っている部分もあるそうなのですが、そこを我慢するだけで値段が半額になるというのが凄すぎる。
しかも安い理由が、部品に粗悪品を使っているとか性能が悪いからではなく、『前に一度、日本の市場に参加したが惨敗し、再度シェアを握る為に価格で勝負に出た』という理由。
消費者としては、これほど嬉しい理由はない。
元々、国内メーカーの信者というわけでもなく、なんなら、日本メーカーのゴチャゴチャとしたリモコンに嫌気がさしていた私にとっては、この時点でLG一択に。
kimniy8.hatenablog.com
では残るのは、LGの何を買うのかという問題。

ネットでざっと調べてみた所、LGで今現在販売されている商品は、UH8500 UH7500 UH6500。
後は、アマゾン限定?でUH6100という4商品のようでした。
   

この中でも、UH8500は価格が他の商品の約2倍と飛び抜けて高いので、コスパ重視の私にとっては論外。
価格面で一番安いのはUH6100ですが、インチ数は43型と49型の2つのみ。
UH7500は43~60インチと幅広い大きさをカバー。UH6500は最大サイズが55インチまでですが、UH7500に比べて2割ほど安い。

こうなると先ず決めなければならないことが、『何インチを買うのか』という事。
そこで推奨サイズを調べてみると、テレビは『視聴位置とテレビ』の関係で大きさを決める方が良いとのこと。
具体的には、【テレビの高さ】×3=【テレビまでの距離】の方程式で考えると良いようです。
逆算すると、自分が普段テレビを見ている距離の3分の1の高さのインチ数が推奨されているって事。
私が普段いている位置は、テレビから2~2.5m程が多い為、これを3で割る66~80センチ程度。
49インチの高さが65.2cmで55インチが72.1cm。60インチは78.8cmなので、この方程式から見てみると60インチは若干大き過ぎる感じで、55か49が私の生活にはあっている様子。

サイズが2つに絞られてきて、『さぁ、どちらを買うのか!』という感じになってきたのですが、ここから非常に悩みました。
価格が天と地ほどの差があるならまだしも、49と55は販売価格で1万ちょっとしか差がない(6100がセール時。セール無しだと差はない。)。
数字で見ると画面サイズが49が110.2×64.0に対して、55が124.0×78.7と、14cmづつの差。
14cmってそんなに差がなさそうだし、家のレイアウトを考えると49の方が扱いやすいかな?なんて思ったのですが、4k画質を体感しようと思うと50インチ以上は欲しいらしい。実際に紙とセロテープで画面サイズを再現してみると、観た感じがぜんぜん違う!ってことで、悩んだ挙句に55型に決定。
この時点で、UH6100は選択肢から外れました。

最後のに残る問題は、UH7500かUH6500のどちらにするのかという問題。実売価格で約2万の差が有ります。
2万で雲泥の性能差があるのであればUH7500の一択なのでしょうが、差が微妙であれば、2万の差は大きい。
という事でLGの公式サイトで使用を見比べたのですが…
www.lg.com
差が全くわからない。
強いていうなら、テレビのスタンドの形と付属のリモコンが違う程度で、パネル部分の性能差が殆どない。
しかもそのリモコン(マジックリモコン)は、別売りで5千円で買える代物。
   
パネルに差がないのであれば、別売りリモコンを別途購入すれば差額の15,000円が浮くということで、やっとのことでUH6500の55型に決定しました。
   
今世間では、『オリンピックに向けて8k放送が始まるので、4kは通過点で買うだけ無駄。しかも放送始まっても写せるチューナーがない』なんて事も言われていたりします。
しかし個人的には、4kはそこまで捨てたもんじゃないんじゃないかと思っています。

最初にも書きましたが、PS4 PROは既に4kに対応していますし、ネット動画のNetflixyoutubeAmazonビデオも4K対応動画を出してきています。
仮に地上波放送が4kを飛ばして8kになったとしても、8k動画を4kにダウンコンバートすれば放送自体は普通に見れると思われますし、チューナーも数千円で外付けのものが出るでしょう。
また、4kの時点で50インチ以下だと恩恵が受けにくいという事は、8kの場合には何インチ以上必要なのかと考えると、大抵の家庭では4kでも支障がないかもしれません。
そして当然のように、オリンピック前に売り出される8kは価格が非常に高いと思われます。
テレビのコモディティー化のスピードを考えると、今、4kを購入して10年間粘ると、10年後に8kに乗り換える際にはお手頃価格まで下がっていて、今回の出費と同じぐらいで8kが帰るのではないでしょうか。

様々な事を考慮すると、オリンピック前まで買うのを粘るより、個人的にはコスト的にも今ぐらいに購入してオリンピック前はスルーが、お財布的には一番良いように思いますが、どうでしょうか。