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【ゲーム紹介】 よるのないくに

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先日のことですが、dマガジンでファミ通を読んでいると、PS+のフリープレイゲームの情報が掲載されていました。
その中に、名前だけは聴いたことがあるけどプレイしたことがないゲーム『よるのないくに』が有ったので、ダウンロードしてプレイしてみました。

という事で今回は、『よるのないくに』の紹介&感想を書いていきます。






このゲームは、コーエイテクモから発売されているアクションRPG
正直、私はコーエーのゲームは信長の野望シリーズぐらいしか知らなかったのですが、戦国ものシリーズ以外にも、この様な雰囲気のゲームも出していたんですね。
よくよく考えれば、無双シリーズも戦国意外で結構出ていますし、アクションRPGは得意なのかもしれません。

ゲームとしては、主人公のアーナスを操作して立ちはだかる敵を倒しながら道を切り開いていくスタイルのアクションゲーム。
特に謎解きといったものはなく、目的地まで進めばストーリーが進むというスタイル。
単独で戦うわけではなく、従魔を召喚して攻撃やサポートを頼むことが出来ます。
従魔は基本的には自立して動く為、操作は不要。召喚しているだけでサポートしてくれる便利なものなので、1画面に4体まで呼び出すことが可能とっています。
呼び出すときにSPというポイントを使いますが、それ以外には特にリスクもない為、ゲーム開始と同時に4体呼び出すというのが基本となる感じです。

プレイしていて他のゲームと違うと感じた点は、1回の冒険時間が15分(後に20分まで伸ばせる)に限られていること。
広いマップの場合は多少焦ったりしますが、大抵の場合は『扉』と呼ばれるものが設置されていて、そこに入るとベースとなっているホテルに瞬間移動でき、次はホテルから扉に瞬間移動できるようになっています。
一回あたりの出撃時間が少ない為、ゲームにそんなに時間を割けない社会人でも楽しめるように設計されているんでしょうかね。

実際にプレイしてみた感想としては、第一印象が『女の子の造形を頑張ってる』って感じでした。
背景は、パッと見た感じPS1でも表現できるような感じで、敵の作り込みもPS4にしては大したことがない感じ。
とはいっても、PS3とPSvitaでも発売されていてPS4専用ではない為、次世代機専用のゲームと比べると見劣りしてしまうのは分かるんですけどね。
それを考慮しても、どことなく手抜き感が有りました。
その一方で、女性の描写の仕方には相当力を入れている感じで、ゲーム作りの労力を女の子に極振りしたようなゲームという印象でしたね。
この様な仕様のせいか、Amazonレビューでは結構、酷評されていたりします。

では、ストーリーやゲームの操作感はどうなのかというと、プレイした感想としては『そこまで悪くない』という印象でした。
ストーリーを進めていくと先が気になりますし、気になるからプレイするという感じで最後まで飽きること無くプレイすることが出来ました。

キャラクターの操作感は非常に簡単、大抵の場合は□ボタン連打で、たまに△ボタンを押す感じ。
プレイしていてストレスが溜まるということはありませんでした。
ただ、操作が簡単ということは自然とゲームが単調になっていくという欠点もあるわけですが、それも特に気にならない作りになっていました。

というのも、このゲームではレベル(通常MAX Lv10)が上昇する度に使用できる装備が増えていき、最終的には、剣・短剣二刀流・銃・鉄槌・長剣の5種類が使用できるようになります。
このゲームはプレイ時間自体が短く、クリア後の追加要素を入れても15時間も有れば完全クリアー可能。
ストーリーのセリフやムービーにも結構時間が使われているため、一つの武器の操作を覚える頃には別の武器が解禁になる流れとなっています。
また、主人公が単独で戦うわけではなく、従魔への支持なども行わなければならない為、常にコントローラーで何らかのコマンドを打っている状態になる為、『ゲームをしている感』が絶えず得られる感じ。

レベル上げなども楽で、最後のダンジョンで30分程度頑張るだけで、従魔のレベルは1からMAXにする事が可能。
主人公のレベルも同様で、ストーリーをこなすだけでそれに応じてレベルが上昇していくので、レベル上げ作業がそれほど必要ないのですが、レベルを最大まで上げる場合でも1時間頑張ればそれぐらいの経験値が手に入ってしまいます。
その為、ストレス無くゲームを進めることが出来るようになっています。

正直なところをいうと、このゲームが定価、もしくは多少の割引価格で販売されていた場合、買うことはないと思います。
しかし、無料でプレイする分には十分楽しめるゲームでしたね。
フリープレイは2016年10月4日までのようなので、PSplusに既に加入している方は、試しにプレイしてみてもよいのではないでしょうか。