だぶるばいせっぷす 新館

ホワイトカラーではないブルーカラーからの視点

祇園祭と、『もてらじ』交流会

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先週末(2016年7月16日)のことですが、久しぶりに祇園祭に行ってきました。
祇園祭は、京都の中でも一番の繁華街の河原町周辺で7月の1ヶ月を使って開催される祭り。

私は開催地に近いところに住んでいる為、行こうと思えば簡単に行くことが出来るのですが…
実は数える程しか行ったことが無かったりする祭りだったりします。
というのも、京都の夏は湿度が高くて夜でも暑く、祭り時は特に人口密度も高い為、かなり不快。
それに加え、祭りが行われている範囲が広い為、不快な状態で長時間歩かなければならないので、面倒くさいんですよね。
また、観光地や行事の開催地に近いとろこに住んでいる方にとっては『あるあるネタ』だろうとは思いますが、『いつでも行ける』と思うと、案外、行かなかったりするもんなんです。

そんな祭りに、何故、行ったのかというと、私が普段から愛聴しているラジオ番組『ネットラジオ BS@もてもてラジ袋』のメインパーソナリティーである、『ぶたお』さんが来られるというのをTwitterで知ったからです。

土曜日は基本的に仕事なので、適当に済ませて準備し、18時頃に家を出発。
合流地点を目指しつつ、折角なので祭りも満喫してやろうと、歩行者天国となっている四条通河原町通から西に向かって歩き出しました。

しかし、毎度のことながら人がかなり多い。
『まぁ、祭だしねぇ』と思いながら、山鉾を鑑賞しようと思って左右を見渡すが、なんにも無い…
四条通河原町通から歩行者天国になってはいるが、ただ歩行者天国なだけ。
露天は昔から四条通にはなかった記憶が有りましたが、何のための歩行者天国なのかと思ってしまう程に、山も鉾も無い。

山鉾の配置を覚えているわけではないので昔からこうなのか、それとも、四条通の歩道拡張が原因なのかは分かりませんが、何もない歩行者天国を、ただただ西に歩きました。
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歩くこと、10分程でしょうか。
百貨店の大丸付近に到着した所で、ようやく鉾を確認。
しかし、私と同じように何もない歩行者天国を歩かされた人達は、ここぞとばかりに立ち止まって写真を取ろうとするので、ここで流れが完全にストップ。
『余裕があれば、山鉾を鑑賞してから合流』なんて甘い事を考えていた私ですが、今まで以上の混雑っぷりに心が折れ、四条通から北に抜け出して錦通に入ることに。
脇道に入ると人口密度も少しマシになり、余裕を持って歩くことが出来るようになりました。。
このまま西に進んで山鉾を鑑賞しても良かったのですが、合流地点は大丸近くの立ち呑み屋。

丁度、合流地点近くに着いてしまったので、私にとっての祇園祭はここで終了。
集合場所の立ち呑み屋『百』に行ってきました。

外まで迎えに来てくださった『ぶたお』さんに連れられて店の奥に行くと、そこには既に2人のリスナーさんが既に呑んでおられました。
一人は、『黒太くん』さん。もう一人は、同じ『もてらじ村民』の『ヤジベエ』さん。
軽い自己紹介を済ませた後、乾杯をして呑み会に参加させて頂きました。

この『百』という店。
存在自体はブログなどで知ってはいたのですが、かなり凄い店でした。
何が凄いって、料金システムです。
店のメニューに記されているものは、基本的に100円(税込み108円)です。
ビールはジョッキサイズがダブルになる為、料金hあ216円。
事前に1000円のチケットを購入すると1100円分として利用でき、2000円分のチケット購入で2300円として利用できる為、ただでさえ安いのに更にお得という素敵仕様。。
この日は祇園祭価格ということで、ビール(ダブル)が108円増しで324円になる代わりに、チャージ(108円)が無しになるというシステムに変更していましたが、それでもかなり安いですよね。

『ぶたお』さん達の話によると、元々このお店は昼に弁当販売をしていて、余った惣菜等を販売して食べてもらう為にビールなども売り始めた店のようですね。
(うろ覚えなので、所々、間違っているかも。)
それにしても、この価格で販売していて利益が出るのかが心配になるレベルの安さでした。
その後は、ヤジベエさんが翌日の山鉾巡行に参加するということで帰られたので、3人で呑みながら移動することに。

あてもなく、ビール片手に裏路地を彷徨い歩く3人。

ビールを補給しつつの探索ですが、祇園祭の様に都市のど真ん中で開催される祭りはビールなどがコンビニで定価で購入できる点が非常に良いですね。
普通の祭りの場合は、ビールなども露天で500円とボッタクられますが、祇園祭の場合はそこら中にコンビニがありますし、何か食べたいなら飲食店がある。
また、地元の飲食店が軒先で料理などを提供していたりするので、飲食に困ることがない上に選択肢も広いのも魅力の一つと言って良いでしょう。

普段の河原町周辺、特に裏路地などは人通りが殆ど無い通りなのに、祭りという事でかなりの人で賑わっていました。
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ガレージを併設しているコンビニは、ガレージにテントを貼って飲食できるようにしていたり、酒屋の前では、椅子を出して座って呑んでいる人。
この人通りを利用して、ここぞとばかりに店の商品を売り捌く為にセールをする人など、普段の京都では絶対に見ることが出来ない風景を見ることが出来て、非日常的な祭りの醍醐味を味あわせて頂きました。

その後、東へ東へと歩き続けて木屋町周辺まで辿り着き、休憩がてら『王将』に入店。
餃子とビールを注文し、後はひたすら話していました。
話題はいろいろで、日本とアメリカのアニメやマンガの差などから始まり、和ゲーが何故、アメリカに抜かれて追いつけないのかについて話していた記憶があります。
最終的には、龍が如くの悪口とか龍が如くの悪口とか、後は、龍が如くの悪口とかを話している間に終電の時間が迫ってきたということでお開きに。
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今思い返してみると、話の中心となっている『ぶたお』さんが、話題が途切れそうになると新たな話題を振ったり、話題に対する意見を求められたりというのを自然に行われていて、非常に話しやすかった記憶があります。
その結果として、なんだかんだで6時間ぐらいの呑み会になりましたが、その間、一度も話題が途切れない、非常に楽しい呑み会となりました。
流石は、『もてらじ』のメインパーソナリティー『ぶたお』さんという感じ。
この部分は、コミュニケーションが苦手な私は大いに学ぶ必要があると感じさせられました。

ただ楽しいだけでなく、いろんなことが学べた一日となり、大変満足しました。
また機会があれば、参加してみたいと思える、素晴らしいイベントでした。