学校の勉強は、何故つまらないと感じるのか (前編)
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私は学生時代、勉強が大嫌いでした。
昔の記憶なのであやふやな部分も有りますが、学校の勉強時間は非常につまらなかった記憶があります。
また教師や親からも、『学校の勉強なんて社会にでると使わないが、就職に有利だから、進学の為に勉強しろ』と言われた記憶も有り、将来必要のないものを、何故、必死になって覚える必要があるのかが解らず、余計にやる気がなくなった記憶もあります。
しかし、社会人になってから勉強の大切さに気が付き、最近は余裕が有る時などは本を読んで過ごすようになりました。
この様な状態になってから、『学生時代に、まじめに勉強していれば良かったなぁ』などと後悔していたりします。
私の他にも、同じ様に後悔をしている人は多いのではないでしょうか。
実際に社会で生きていると、あらゆる事に学校で覚えた知識が必要だということに気付かされます。
例えば、戦争モノの映画を観た際に、歴史を知らないからアクション部分しか理解できなかったり、美術館に絵画を見に行っても、そもそもの見方が解らなかったり。
前提となる知識がないと物事の表面的な部分しか理解できない事に気がつき、社会に出て初めて勉強の大切さに気がつく事って、結構多いと思うんです。
そんなわけで、暇があって且つ、気分がノッている時には本を読むようになったのですが…
自分で勉強をしようと思うと、無意識のうちに自分の好きな情報だけを集めようとしてしまいます。
これはこれで、全く勉強をしないよりかはマシだと思うのですが、これだと興味のない部分はほぼ手付かず状態になってしまいます。
社会人ということでテストもないので、知識が偏っていても問題無いとは思うのですが、それだと視野が狭まってしまう様にも思うので、出来るだけ全体的な知識も欲しい。
しかし、興味が無い分野だと、そもそもなにから勉強して良いのかすらわからない。
どうすれば良いものかと、しばらく考えていた所、一つの方法を閃きました。
学生時代に勉強するような幅広い知識が重要なのであれば、学校で行うような勉強を行えばよいのではないかと。
幸い今の時代は、youtubeなどの動画配信サービスで、素人の方が授業風の動画を上げていたりします。
また、Amazonでは教科書メーカーが出版している『もう一度学ぶ日本史』なんて本も簡単に購入することが出来ます。
という事で、早速やってみましたよ。『学生時代の勉強』を。
学生当時は全くといって良いほどやる気が有りませんでしたが、今現在は勉強によって得られる知識の重要さもわかっていますし、勉強が自分の視野を広げてくれることを理解しています。
また、誰に強制されているわけでもないのに実行しようと思っているわけですから、やる気も有るといって良いでしょう。
そんな状態でいざ勉強を始めてみると、どうでしょう!
結果、5分で寝れました。
いざ実行してみると、一つの事実に気が付きます。というか、思い出すといったほうが良いのでしょうか。
学校で行っているような勉強が、非常につまらないことに。
という事で前置きが長くなりましたが、今回は、学校の勉強が何故つまらないのかについて、考えていきます。
今回私が行ったのは、歴史の勉強。
勉強はいろんなことに役に立ちますが、その中でも歴史は、映画などのエンターテイメントを楽しむためにも、人と会話をするためにも、先の未来を想像するためにも役に立つと思い、入りやすそうな歴史を選択してみました。
Amazonで、教科書メーカーが出している『もう一度読む』シリーズの日本史と世界史を、早速購入。
youtubeで、学校の授業風景っぽい動画をみて、早速勉強してみました。
最初に書いておきますが、私が基本的に無知で馬鹿だという前提で、そのことは棚に上げた上で書いていきます。
『理解できないのは、お前が馬鹿なだけだろ』っていうツッコミを入れたい方もいらっしゃるでしょうが、そもそも勉強は知識のない人間が知識を吸収するために行うもの。
教科書を読んで『楽しい!』なんて思える人は、そもそも勉強についての悩みなんて無いと思うので、私の立場は理解できないと思います。
そういう方は、そもそもこの投稿は読み飛ばすか、温かい目で観てくれるようにお願いします。
と、前置きが長くなり過ぎたので、今回は問題点だけを挙げて、詳しい説明は次回にということにします。
私が感じる学校の勉強についての問題点
・暗記に重点が置かれすぎている
・教科書は事実の箇条書きで、単体で理解するのは難しい。
・授業の大半は、教科書の補足説明を教師が黙々と黒板に書き、生徒はそれをノートに書き写すだけで終了する。
細かく分けるともう少し有るのですが、大きく分けるとこんな感じでしょうか。
という事で、長くなってきたので今回はこの辺りで。
次回、もう少し詳しく書いていきます。