だぶるばいせっぷす 新館

ホワイトカラーではないブルーカラーからの視点

【ゲーム紹介】 ランブルシティ

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今回紹介するゲームは、スマフォアプリの【ランブルシティ】です。
https://itunes.apple.com/jp/app/ranburu-shiti-rumble-city/id908206332?mt=8&at=10l8JW&ct=hatenablog
このゲームを知ったのは、私が愛聴しているPodcast【アマゾンプロダクツ 遊びのラジオ】で紹介されていたからです。

このゲームを始める前の、ゲームに対する私の印象は、よくある街を育てるゲーム。
商業物件を立ててお金を稼ぎ、農場を作ってアイテムなどを得て、それらを消費して、新たな物件を建てる。
最初は小さな村だけど、ゲーム内や課金で獲得できるアイテムを使用すると、土地拡張が出来る。
物件を建て続ける事で狭くなった土地をどんどん拡張していき、大きな都市に育てていくゲーム。

今では、溢れかえっているゲームジャンルの一つ。
そんな印象を抱いていました。

しかし実際にやってみると、徐々に、今までにないゲームだという事がわかってきます。
この手の街づくりゲームは、自分の好きな街を作るのを目的としていて、それを実現する為に必要な物件を手に入れる為に、数多くのハードルを越えなければならないというのが多い。
自分のイメージする、箱庭を作るというイメージでしょうかね。
その為、街のレイアウトに関しては、比較的、自由なものが多い印象です。

しかし、このゲームは違います。
その違いについて、具体的に観ていきましょう。

まず、様々な物件を開放するためには、レベルを上げる必要があります。
レベルを上げる為には、人口を増やす必要が…
この為に、住民が住む住宅を建てなければならない。
ここまでは、よくあるシステムだと思います。

しかしこの住宅、単純に建てれば良いというものではありません。
住宅を建てられる件数はレベル毎に決まっているので、簡単に増やすことは出来ません。
では、どうやって人口を増やすのかといえば、住宅を増築する必要が出てきます。
しかし、その増築、その建物の人口がMAXにならないと実行する事が出来ないんですよね。

ここで、『え? 住宅を建てれば人口が増えるんじゃないの?』とお思いの方も多いかもしれませんが、住宅を建てても増えるのは、最低保証人数分だけ。
それ以上に人口を増やすためには、他の要素が絡んできます。
それが、住宅以外の建物です。
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このゲームには、建物に人口を増減する効果と、その効果範囲が存在します。
例えば初期から建てる事が出来る【花の公園】ですが、効果範囲が物件を中心にして5×5ますに、人口を130人増加させる効果があります。
これらの物件効果を利用して、住宅に入る人口を上昇させていくわけです。

また物件には、特定のスキルが存在します。
花の公園の場合では、効果範囲内のフラワーショップの売り上げを上げる効果があります。
スキルは、物件ごとに特有のスキルがあります。
例えば、効果範囲内の物件の人口増加率を上昇させたり、住宅の最大人数を増加させたり、生産物の獲得数を増加させたりなど。
これらのスキルや効果が上手く噛み合い、物件同士の相乗効果が得られるような配置にしないといけないんですよね。
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つまり、このゲーム。
自分で好きな様に、街並みをレイアウトできるわけではないんです。
ここまで読んで、『結構、良くあるタイプのゲームだよ。』と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかしこのゲームの本当の凄いところは、街たてマッチという街建てバトルが出来るところにあります。
街を創っていくゲームで対戦て、意味が分からないという方も多いと思うので、説明していきます。

このゲームは、本社をレベルアップして増築していくことで、デッキコストを増やすことが可能になります。
そのデッキコスト内で、街建てバトルの為のデッキを組むことから始まります。

デッキを構成する建物は、自分が育てた建物です。
建物の種類によってコストが決まっていて、1つの建物で10万人越えといった強めの建物は、コストも高くなります。
これらの建物でデッキを組み、時間内にどれだけ多くの人口を増やす事が出来るのかという勝負を行うのが、街たてマッチです!

この街たてマッチが、実に奥深い。
デッキに組み込んだ建物はバトル開始と同時に使えるようになるのではなく、一定時間毎に数個ずつ、ランダムで配られます。
これらを効率よく配置していくわけですが、バトル中には、相手の建物を買収することも可能となります。
その買収率を下げる為の建物があったり、買収を手助けする為の建物があったりするのですが、それらの建物がどの時点で手元に配られるのかがわからない為、戦略が重要になってきます。
そして、相手の持ち駒も見えない為、どんな建物をデッキに組み込んでいるのかもわからない…




また、バトルは1対1ではなく4人で順位を競い合うというもの。
特定の人だけを気にしていると、横から邪魔が入ってくるかもしれないという、かなりカオスな状態になっています。

単なるパズル・趣味レーションゲームではなく、バトル要素まで組み入れたランブルシティ。
基本無料で、課金しなくても優秀な物件が結構手にはいる為、無課金でも楽しめるのが良い感じのゲーム。
興味がある方は、一度プレイしてみてはいかがでしょうか。