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【おすすめPodcast紹介】 なんであのとき放送局

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私の独断と偏見のPodcast紹介コーナー。
第84回。

過去に書いた投稿
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今回は、【なんであのとき放送局】

なんであのとき放送局

なんであのとき放送局

  • なんであのとき放送局
  • Comedia
  • USD 0
です。


今回紹介するwebラジオは、【なんであのとき放送局】
この放送は、前から既にあった3番組【デストロイラジオ】【人間病院】【東京ミーハー】が一つにまとまった番組。
放送時間は回によってマチマチですが、長いと2時間に迫る場合もあります。
1番組毎の放送時間の割には、更新頻度が非常に高く、月・水・土曜日の週3回更新。
全ての放送に、放送局の中心的人物である、トクマスタケシさんが出演されています。

では最初に少し、トクマスタケシさんの説明をしておきましょう。
この方は、IT関連企業を起業し、趣味で音楽活動をされています。
音楽活動といっても幅広く、作曲やDJ活動、ドラムやギター等の楽器も嗜まれているようです。
その才能も凄く、ギターはコードが一つ引けるようになっただけで先の展開が読めてしまい、『このまま続けたら、直ぐに全てのコードが弾ける様になるんだろうな』と思い、やめてしまったそうです。
最近ではその趣味が高じ、自身の音楽レーベルも創られました。
そして次の展開として、ファンの方たちと接することが出来る【カフェ】を始める計画を進めておられるようです。

今現在は、様々な経験を生かしつつ、コンビニ店員をされてます。


次に、この放送局の各番組を、簡単に説明していきます。

【デストロイラジオ】は最初に、世の中の問題について問題提起がされ、問題について2人で話し合うという内容。
簡単に説明するとこんな感じの説明になってしまうのですが、基本的には、ちゃんとした討論にはなりません。
JOHNJさんの、多少強引とも言える脱線によって、議論が予想を超えた方向に向かい出します。
脱線した話は、そのまま脱線し続けるのか元に戻るかは、聞き終わるまで解らない。
話されている内容も、本当の事なのか嘘のことなのか…
本心なのか演出なのかが全く分からない、コメディータッチな放送にも関わらず、過激な話も行われたりする、不思議な会話が続きます。
予測が出来ないトークが続く、不思議な番組です。
個人的な印象では、安定性が無い為、当たり回とハズレ回がランダムで襲いかかってくる感じです。
その為、好き嫌いが非常に別れると思われます。
JOHNJさんのキャラクターが受け入れられるかどうかで、相性が良い悪いが決定するのではないでしょうか。


【人間病院】は、先程紹介したデストロイラジオとは打って変わって、落ち着いた雰囲気の放送。
コンセプトとしては、出演者のトクマスタケシさんとじょうでん先生の2人が、お互いの気になるところを探し合う番組。
気になるといってもポジティブなものではなく、『あの行動にちょっとイラッと来る』って感じの気になるです。
それらの行動は、実は現在解明されていない病原菌が原因で起こっているんじゃないかという設定で、病気の説明が行われます。
具体的には、『twitterけっこうチェックしてるのに無関心な雰囲気だしちゃう病』『自分達の時代 輝かせたい病』等、一般の人でも【つい】してしまう行動に病名をつけて、話し合う番組。
落ち着いた雰囲気で淡々と会話が進行するのに、話されている内容は結構凄かったりする。
そんなギャップが、面白い番組でもあります。
番組の終盤では、トクマスタケシさんの闇の部分が暴露されて終わります。

【東京ミーハー】は、ミーハーのトクマスタケシさんが、マサシさんとヤスシさんに自分がハマっているものなどを紹介する番組。
番組の冒頭はハマっている対象の紹介から入ります。
コンテンツの構成上、解説するタケシさんに、マサシ&ヤスシさんが突っ込んだり質問したりするという構図になるのですが、タケシさんが対象を好きに成りきれていないせいか、二人に力負けしてしまいます。
そして最終的には、トクマスタケシさんの闇の部分が暴露されて、時にはいろんな課題などを出されたりしてしまう。
トクマスさんのミーハーな話を聴いていたはずなのに、最終的には人生お相談的な終わり方をする事もある、不思議な番組です。
初めて聴かれた方は、マサシさんとヤスシさんの追い込みが激しいように思うかもしれませんが、基本的にはプロレスだと思われるので、安心して聴いて欲しいですね。

その他には、最近始まった【Live9 & logic】
先ほど書いた東京ミーハーで、ラップにハマっていると言ってしまった事が関係しているのではないかと思わせる、音楽系?のラジオです。
トクマスさんがアーティストで、人間病院のじょうでんさんがプロデューサーという設定で、音楽を作り上げていこうという番組。
今現在(2015年7月末現在)まだ第2回という事で、方向性やキャラクターも迷走している感じは受けますが、迷いながらも突っ走っている感じが非常に面白いです。
先程の紹介では、音楽系と書きましたが、どちらかと言うとコメディー色が強い為、そのつもりでお聴き下さった方が、楽しめると思います。


全体的な印象としては、一見するとコメディーなのですが、よくよく聴くと過激な内容が隠れていたりする、油断できない放送。
話も予測できない方向に飛ぶ為、良い意味で予想を裏切られる感じが、癖になりますね。
ただ、主シルクすることが最優先となっている為か、アーティストやミーハーをデフォルメして、多少バカにしたような表現をされることも結構あります。
この表現は、個人的には面白いと思いますし、気に入ってもいるのですが、『好きなモノをバカにされた』と思ってしまう方も存在するのではないかなと思ったり。
そういう方には、正直にいうとオススメは出来ないかもしれません。

しかし、これらの表現を笑って済ませられる様な、心の広い方にはお勧めです!