【おすすめPodcast紹介】 落としたパンと茜雲
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私の独断と偏見のPodcast紹介コーナー。
第75回。
過去に書いた投稿
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今回は、【落としたパンと茜雲】
https://itunes.apple.com/jp/podcast/luotoshitapanto-qian-yunpodcast/id857602365?mt=2&at=10l8JW&ct=hatenablog
です。
男と女は幸せになれるのかラジオ【落としたパンと茜雲】
月2回更新で、放送時間は1時間弱と聴きやすい長さの番組です。
この番組に対する印象ですが、一言で表すなら、『Podcastが人生に大きく影響を与えた人』が配信しているラジオって感じですね。
私はこの番組を、出演者の【おとし太】さんが別番組の化学系ラジオ【青春あるでひど】にゲスト出演された事で知りました。
どのような経緯でゲスト出演されたかというのを、簡単に紹介しましょう。
サイトでも紹介させて頂いた青春あるでひどの【自殺回】。
この回は、働く事が当たり前と思われている現代社会で、もっと気楽に生きる事を推奨する様な放送。
実行できるかどうかは置いておいて、具体例などを上げながら縛られない生活を提唱する回で、一部で話題になった回でした。
その放送をおとし太さんが聴かれていて、その当時働かれていた職場を辞職する決意を固めたという事で、その時の心境を聴くという感じで、ゲスト出演されていました。
当時の私はゲスト出演されていた回を聴き、『重要な決断をPodcast番組で決めるって、凄い人もいるもんだ』と素直に思ってしまいました。
実際にはラジオは最期のひと押しになっただけで、それまでに熟考を重ねておられたと思いますが、webラジオが1つの要因になった事が結構衝撃的でした。
その中でPodcastを配信されている事を話されたんですよね。
この時点で、Podcastが人生に大きく影響しているなと思うのですが、実は他にもエピソードがあったりします。
ここでは詳しくは書きませんが、ゲストと放送内容の件で公権力が介入してきたりね。
世間は広いといっても、Podcastが物理的にここまで影響を受けた人は見た事が有りません。
ただwebラジオに限らず、どんなメディアでも、普通の人が普通に行っていただけでは面白く無い。
自分が望む・望まないは別として、普通の人が経験していない様な事を経験している方が発信するものは、一味違って面白いものです。
そういった意味でも、聴く価値はあると思いますね。
番組の内容ですが、大きく分けると3つ。
【女性をゲストに迎えた回】【男性をゲストに迎えた回】【一人喋りの回】
一つづつ簡単に
男と女は幸せになれるのかラジオと頭に付いている通り、初期の方は女性をゲストに迎えて、男女間の関係を話されている回が多めですね。
この様な企画は、テレビなどの大手メディアでも有りがちですが、個人的には、あちらは余り参考にならないんですよね。
というのも、芸能人が自身の恋愛観を話したり夫婦生活を話していたりしても、共感が出来ません。
何故なら、話している人が芸能人というかなり特殊な職業につかれている方で、当然のように価値観も世間一般と呼ばれる人とはかけ離れている。
そんな人の普段の話をされても、前提条件が違い過ぎて、自分と当てはめる事が出来ないんですよね。
それに比べてこちらの放送は、自分と重ね合わせることが出来る程度の距離感なので、リアリティーを持って聴く事が出来ます。
初期の方は男女間のインタビュー形式のトークや討論的な回が多めですが、徐々に男性ゲスト回や、一人喋りの回も多くなってきます。
その回では基本的に、ゲストの得意な分野に対してのインタビュー形式で、おとし太さんがリスナーと共に学ぶ様なスタイル。
ジャンルは様々で、農業の話から南米で発砲された話まで、幅広く取り扱われています。
特定の固定ジャンルという訳ではない為、特定分野の情報を探している人にとっては興味を惹かないかもしれません。
しかし一方で、テレビを付けっぱなしにする様な感じで、向こうから情報がやって来てくれる感覚に浸れます。
その為、流し聴きしていると、何らかの情報が頭に引っかかって興味を持つなんて事もあります。
最期に一人喋りの回は、基本的には経験談や近況報告と、それを通して感じたことや思った事を自分なりに掘り下げる感じですね。
日々思っている事や、答えが出ないことについて考え、自分なりの考えや答えを発信するといった感じです。
ラジオというよりも、音声ブログというニュアンスが強い印象です。
少し話は変わりますが、自分一人で答えが出ない事について考え続けると、どんどん深い所に向かっていって戻れなくなりがちです。
私の場合は、ブログネタにする事で一線引いています。
考えが訳の分からない方向に行った際も、それをブログ更新の為に文字にする段階で整理ができます。
深く潜りすぎると何んに伝わらないのでストッパーの役割を果たしたりもします。
これは、一人よがりなコンテンツを作っても『誰も観ない』事が分かる為、物事を他人にも理解できる客観的な視点で整理する必要が有る為、自然と良い距離感が保てるようになるんです。
また、ブログを更新しなければならないという事で、普段やらないような事や、少しでも興味のあることは積極的にやるようになりました。
日々コンテンツを配信する際の最大の敵は『ネタ不足』なので、それを回避する為にも、積極的に行動を起こすようになるんですね。
このラジオ番組の一人喋りは私がブログでやっている事を、音声メディアのラジオでやっているという印象を受けました。
ラジオにしてもブログにしても、自分だけで到達した深い部分の話をしたとしても、一般に受け入れられる事は有りません。
ですが、リスナーが向こう側にいるという意識をするだけで、客観的な目線で捉える事が出来ます。
また、リスナーが存在しているから、コンテンツ制作の為に普段やらないような事が出来たしまったりといった事もあると思います。
そういった意味では、【音声】【文字】という違いはありますが、この一人喋り回には何となく共感できる部分が多いですね。
同じ様に何らかのコンテンツを制作されている方は、共感できる部分もあると思います。
そういった方には特にお勧めですね。