意外と身近な緑内障 もしかしてあなたも?
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先日も視力について書いたのですが、今日も眼についての事を書いていきます。
実は私は、緑内障を患っています。
緑内障をよく知らない人は、白内障のバージョン違いで、水晶体が緑色に変色すると思っている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし実際には全く違う病気で、視野が欠損していく病気です。
私も実際に患ってから知ったのですが、緑内障は40歳を超えた人の5%程度が患っているようです。
実に20人に一人。
ただ、初期段階では自覚症状が全く無い為、自分では気が付かず、病院にも行かないので発覚してない人もかなり存在すると思われます。
その人数を入れると、かなりの割合で緑内障という事になります。
緑内障ですが、症状は先程も少し書きましたが、症状は視野欠損・そして最悪の場合は失明となります。
しかし自覚症状は、ほぼありません。
視野が狭くなるという症状は有名なので、『視野が狭くなったら注意しないといけないな』という意見も聞きましたが…
実際になってみてわかりましたが、視野が狭くなった実感なんてありません。
また、視野が狭くなると聴いて、見える角度が狭まってくると勘違いしている人もいますが、全然違います。
上手く例えられるかどうか分かりませんが、他のものに例えてみると、ディスプレイの故障のような感じ。
図でいうとこんな感じ。
黒い部分が点在していますが、こんな感じで見えない部分ができてくるのが緑内障です。
進行することによって、見えない部分が増えていく。
そして怖いことに、緑内障は自覚症状が出るほど進行したら、既に手遅れの可能性すら有ります。
『図をみて、見えない黒い部分が出てくるんだから、直ぐに分かるだろう』と思われる方もいるでしょう。
しかし、実際に黒い点が見えるわけでは有りませんし、所々視力が無くなっているのを自分で自覚できるわけでもありません。
というのも、眼や脳は賢いもので、見えない部分を他の見えている部分が補って補正をかけるので、実際に観ている風景は変わらなかったりするんです。
例えば、人の眼には構造上、盲点と呼ばれる見えない部分が存在します。
しかし普段の生活で、それには気づきませんよね。
それと同じです。
『では、自覚症状もないのに、お前は何故見つけられたんだ?』という指摘もあると思います。
私の場合は、偶然です。
私はパズドラをやっているのですが、スタミナが勿体無いという理由で、朝の5時頃に起きてスタミナ消費の為にゲームをするという事を一時期やっていました。
その際に、暗い中でいきなり画面を見たからか、画面内に一個だけあった【光】ドロップが眼に焼き付き、何時間たっても目の前の【光ドロップ】が消えない状態になってしまいました。
時間が経てば治るだろうとも思いましたが、眼の事なので、万一のことがあっては駄目だと思い、眼科で診てもらう事にしたのです。
結果、目に焼き付いた光は時間が経てば治るだろうと言われましたが、眼底検査の結果、緑内障のおそれが有る事が発覚しました。
その後、予約をとって視野検査をし、結果、右目の緑内障が発覚してしまったわけです。
ただ、緑内障自体は放っておくと怖い病気ですが、早期発見できれば、それほど危険な病気でもないようです。
緑内障で失われた視野が戻ることはないようなのですが、進行を食い止める薬は数多く出ている様で、初期段階で対処することによって最悪の事態は避けられる可能性が高いようです。
最初の方でも書きましたが、緑内障は発覚しているだけで20人に一人が患っている病気です。
自分が緑内障だと自覚せずに検査もしていない人も含めると、その人数は更に膨れ上がります。
この投稿を呼んで、もし、眼に僅かでも見えづらいといった違和感が有る方は、早めに眼科に行かれることをお勧めします。