だぶるばいせっぷす 新館

ホワイトカラーではないブルーカラーからの視点

夏までに腹筋を6つに割る方法

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私は実は、20年近くスポーツジムに通って運動をしていたりする。
その20年の間は、ただ運動をするだけでなく、それなりに運動や肉体改造について調べたりもしました。

その甲斐あってか、ダイエットで効果のあるものや無いものが分かるようになってきたので、今回はダイエットについて少し紹介します。



多くの方が抱える悩みとして、お腹まわりの脂肪の増加が挙げられます。
特に年齢を重ねることにより、下腹だけがぽっこりと出た状態を、一刻も早く解消したいと思う方も多い。

そんな方が飛びつくダイエット方法が、部分痩せ。
『全体の体重を落とす事が出来れば理想だが、そこまで贅沢はいわない。お腹だけでも!』という方は結構多いだろう。
その為か、ネットで【部分痩せ】で検索すると山程サイトがヒットする。
テレビの通販でも、腹筋飲みを鍛える器具を紹介していたりと、お腹周り商売は結構な市場にもなっているようだ。

しかし、私自身の今までの経験で分かったことは…

部分痩せは存在しない

という事だ。

『嘘だ!テレビのエステ番組で、ラップの様な物をお腹周りにグルグル巻にして数十分したら、実際にウエストが細くなった映像を見た!』
と反論される方も居るだろう。

しかしアレには、タネがあります。
そもそも人の体の大半は、水分で出来ています。
その水袋の人間の身体の一部をキツく縛って放置すればどうなるのか。
簡単な話で、縛られた部分の水分が他の場所に移動し、縛られた場所だけ細くなります。

わかり易い例に、脚のむくみが挙げられます。
足が何故むくむのかというと、長時間立ち続けることによって、重力の影響で体の水分が下に下がっていき、足に貯まる。
しかし、細めの靴下などで締め付けていると、その部分だけは細い状態を保っているという経験は、誰にでも有ると思います。
その状態が、お腹で起こっているだけです。
ですから、一時的に水分が移動して細くなったウエストは、時間経過とともに元あった場所に戻ってしまう。


では、運動ではどうなのか。
何も運動をしていなかった人が、ある日を境に腹筋をする様になったらウエストが縮まったという話をよく聴きます。
これは腹部だけ部分痩せしたのではないか?と思われる方も多いでしょう。
しかし実際には、腹部だけが痩せたのではなく、全身が痩せた結果、ウエストも若干縮まっただけです。

再度書きますが、部分痩せは存在しないのです。
皆さんはこれまでの人生で、プール・風呂・海水浴等、他人の体を見る機会が有ったと思います。

その際に一人でも、腹筋はバキバキに割れているのに、他の部分がぽっちゃりしている人を見た事があるでしょうか。
腹筋が割れている人は、その他の部分の脂肪もなかったはずです。
逆に太っている人のシルエットは、殆ど大差なく、付くべき所に脂肪が付いていたはずです。


このことからも分かる通り、腹筋を割る為には全身の脂肪を取る努力をしなければなりません。
では何をすれば効率が良いのか。

答えはスクワット運動です。

何故スクワットが良いのかといえば、体の筋肉の大半が足に集中しているからです。
上半身は、内臓や脳、そしてそれらを守る為の骨が多く、筋肉自体はあまり有りません。
その一方で足には筋肉と骨ぐらいしか無い。
その骨も複雑なものではなく、シンプルなものがあるだけです。

つまり、同じ様に運動をするなら、多くの筋肉を動かせる下半身中心の運動の方が圧倒的に効率的です。
また、同じスクワットをするにも、何も持たずにするよりもバーベルを担いで行った方が効率が良いです。
というのも、重いバーベルを担いでスクワットの態勢を維持する為に、腹筋・背筋といった体幹部分の筋肉を使用します。
これにより、胸より下の殆どの筋肉を鍛えることが可能となるんですね。


夏に向けてダイエットで成果を出そうと思うと、今からやっても遅いくらいだと思いますので、本気で痩せた方は、今直ぐ実行することをお勧めします。