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ホワイトカラーではないブルーカラーからの視点

【ゲーム紹介】 skyrim vr (スカイリム VR) 【PSVR】

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先日のことですが、重い腰を上げて『skyrim vr』を購入しました。
PSVR所有勢にとっては、購入して当然って感じのソフトなんですが、購入までに時間がかかったのは、個人的にskyrimというゲームにそこまでハマれなかったからです。
個人の好みとしては、どちらかというと同じゲーム会社から出ているFallout4の方が好みだったんですよね。

これは単純に個人の好みの問題なので、ゲームに問題があるとかそういったことではありません。
スカイリムにしてもFalloutにしても、自由度が高くて何をしても良いという感じのゲームなので、ゲームで必要となるのが、自身のキャラクターの作り込みだったりします。
自身が操作するキャラクターを出来るだけ詳細に作り込み、その人物になりきった形でゲームプレイをする事で、ゲームを最大限に楽しむことが出来るんでしょう。

この様な感じのゲームなので、どちらのゲームのほうが感情移入しやすいのかと比べた場合、私の場合は、現代社会の延長線上が舞台となっているFalloutの方が、感情移入がしやすかったんですね。
スカイリムも、PS3時代に購入してプレイしてみたのですが、途中で長期間放置をし、『クリアーしなきゃ!』という義務感の中で、レベルを上げまくって何とかメインストーリーをクリアーした記憶が有ります。

私にとってのスカイリムの思い出はこんな感じなので、vr化が決定した時も、そこまでテンションが上ったわけではなかったんですよね。
ただ、ネットでニュースを集めてみると、絶賛の嵐!

という事で、Amazonでパッケージ版を購入してみました。


      

実際やってみた感想ですが…
当然のことですが、没入感がエグ過ぎますね。

このゲームは、一番最初に帝国兵の馬車で連行されているところから始まるのですが、荷馬車で揺られながら景色などを観てみると、スカイリムの世界に入っている感が凄いです。
また、PS3で初プレイしていた時には分からなかった会話内容も、一度クリアー済みだった為に理解できたことも有り、より世界に没入することが出来ました。

荷馬車を降りた後は、お馴染みの導入部分。
記憶を失っている主人公は、何らかの罪で捕まって処刑される予定だったのですが、丁度自分の首がはねられる直前に、ドラゴンが拠点を襲った事で、そのどさくさに紛れて逃げることになるのですが…
ドラゴンの迫力が凄い。

そして何より、ドラゴンがデカすぎ!!
画面でやっている時とは、迫力が違います!
正直、こんな化物に弓だけで人間が勝てるとは思えないという雰囲気が、ヒシヒシと伝わってきました。

その後は、自由行動が可能に。
自分を処刑しろと命令していた司令官がいなくなり(死んだ?)、自分に同情的だった帝国兵が、脱出の手引をしてくれます。
一緒に拠点の地下を抜ける最中も、主人公に対して謝り倒してくれる帝国兵。そして最後には、『処刑されそうになった人間にいうのも何だが、貴方のような方が帝国兵として参加してくれるとありがたい!』と勧誘され、真摯な態度に、今までの仕打ちを忘れそうになる。

そんな会話をしつつ、問答無用で襲ってくるストームクローク兵を蹴散らしながら、先導してくれた兵士の故郷のリバーウッドに到着。
このチュートリアル部分だけでも、スカイリムの世界観にどっぷり疲れる雰囲気と、ドラゴンのデカさに圧倒され、これだけで購入したかいが有ったと思わせるほどの満足感が有りました。。

・・・と、普通のVRゲームの場合は、これぐらいのプレイでゲーム本編が終了してしまうのが当たり前。
しかし、今回購入した skyrim vr は違います。
先程も書きましたが、これはあくまでもチュートリアル部分であって、ここからゲーム本編が始まります。
スカイリムといえば、ゲームの世界に入り込んで、その中でキャラクターになりきって自由に暮らしていくRPGで、その気になれば数1000時間のプレイも可能と言われている作品ですが、その全編が、このVRで楽しむことが出来ます。
これは、素晴らしい!

ただ、私の場合は、このチュートリアルが終了したところで、一旦ゲームを終了。
ゲームに飽きたとか、そういった事で止めたわけではないんです。
単純に、VRに酔ったんです。。

私の場合は、ロビンソンやドライバーズクラブ、イーグルフライ、アンティルドーンのシューティングといった作品をプレイしたのですが、これらの作品では酔はありませんでした。
酔った作品は、数か月前にフリープレイで配られた『RIGS』ぐらいだったのですが、これでも激しい動きで数試合はプレイ可能だったのですが、skyrimではチュートリアルで酔いました。

一応、書いておきますと、このスカイリムには、酔い対策が実装されています。
例えば、移動時に視野を狭くするとか、回転移動をする際にはスムーズに動かさずにカクカクと一定角度で動かす設定。
もっと強烈なのだと、ワープポイントを作って、そこに瞬間移動するワープ方式まで実装されているので、酔い耐性が無いと自覚している人なら、これらをオン・オフして自分用にカスタマイズすれば良いと思います。

ただ私がプレイした際には、調子に乗って、良い対策で実装されている機能を全てオフにしてしまったんですよね。
だって、移動時も広い視野で景色は観たいですし、振り返りなどの回転もスムーズな方が、没入感がありますから。
ですが私の場合は、その環境でプレイすると30~40分ぐらいが限度と言ったところでしょうか。。
2回目にスカイリムにダイブした時には、ホワイトランという少し大きめの町まで行くだけで精一杯でした。
ただVR酔いに関しては、対策をしたり、単純に慣れによって改善するようなので、それに期待したいと思います。

操作に関してですが、私はMOVEを持っていないので(今日ヨドバシで注文済み)、DS4でのプレイ感想になりますが、特に苦労することもなく操作できた感じでした。
とはいっても没入感が凄すぎて、単純に散歩を下だけで終了したようなもんなので、多勢に無勢の乱戦になった場合はどんな感じになるのかは分かりませんが。
ですが、一度、真後ろから狼に襲われた時があったのですが、その際は、PSVRの3D音響の効果なのか、どの方向から攻撃を受けたのかが一瞬でわかったので、VRの方がプレイしやすいのかもしれませんね。

この為だけにVRを購入するのはどうかと思いますが、既にPSVRを購入済の方は、買わないとむしろ損な商品だと思いました。