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【ゲーム紹介】 アサシンクリード オリジン

今回紹介するゲームは、アサシンクリード オリジンです。


    

このゲームは、アサシンクリードシリーズの最新作(2017年)です。
アサクリシリーズといえば、毎年のように新作を出し続けている人気シリーズなのですが、今回の作品は、前作のシンジケートから2年の時を経て満を持して出された新作です。

このシリーズを知らない方の為に、ごく簡単にどのようなゲーム化を紹介すると、先ず前提として、人類が存在する遥か以前に、この地球には知的生命体が存在していて高度な文明を誇っていたという設定が有ります。
人間は、それらの知的生命体が創り出した実験動物のような存在だったのですが、一組のつがいが、その実験室から脱走します。
それが、アダムとイブ。

アダムとイブは脱走の際、知的生命体が創り出した技術の一つである、リンゴ型のオブジェクトを持って脱走。
その後、人類にとっての創造神ともいえる古代の知的生命体は、太陽フレアの電子パルスによる影響で電子機器が破壊され、絶滅することになります。
しかし世界各地には、その神々がつくった太鼓の装置が、遺跡として残っていて、それを起動させる為の鍵として、オーパーツも点在してい。

その太古の技術を求めて、昔の十字軍の一部のテンプル騎士団、現在のアブスターゴ社と、反乱組織であるアサシン教団の対立を描いているのが、このアサシンクリード・シリーズです。

太古の遺跡やオーパーツを見つける手段は、人間の遺伝子の中にあると言われている記憶遺伝子を辿る事。
その為の装置が、アニムス。
アニムスにより、記録に残っていない昔に何があったのかというのを探っていくのが、このゲームのメインとなります。

潜る時代はシリーズごとに変わるのですが、今回、潜ることになるのは、紀元前49年のエジプトです。
追放された女王、クレオパトラが生きている時代のお話です。

ファラオは、とある結社の傀儡となり、その結社が、自分達の利益のために、民を苦しめている。
その様な世界観で、主人公のバエクは、結社によって一人息子を失います。
物語は、その復讐のために、息子殺害に関わった全員に報復をしようと行動を起こすという、分かりやすい復讐劇からはじまります。

実際プレイしてみた感想ですが、グラフィックがエグいです。
一番最初は、シワと呼ばれる特定地域だけで物語が展開されていき、それがチュートリアルの様になっているのですが、その時点で、マップの凄さに驚かされます。
ちょっとした街が有り、水辺が有り、砂漠が有る。
絵に描いたようなエジプトで、山岳地帯にはハイエナやハゲタカなどが存在し、水辺にはワニなどが生息している。

そんな自然あふれる中で、人間が共存している様が見事に描かれています。
しかし、本当にビックリしたのは、そのチュートリアルが終わってタイトルロゴが出て、本編が始まった後です。
場所が、シワからアレクサンドリアと呼ばれる大都市に移るわけですが、改めて自分の位置を確認する為に全体マップを見ると、自分が今までプレイしていたシワという場所が、マップの極々一部だったことに気付かされます。
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正直、広すぎです。

シワのような田舎町から、大都会のアレクサンドリア
昔は栄えていたサイスや、ギザといった巨大ピラミッドが有る地域。
当然のことながら、エジプトに繁栄をもたらした母なるナイルやデルタ地帯も再現されており、このゲームをするだけで、エジプト旅行よりも遥かに色んな体験が出来るんじゃないかと思わせられるほどです。

それぞれの地域の名物や特色なども再現されています。
例えば、アレクサンドリアにあるアレクサンドリア図書館。
現在では既に壊れて無くなっている建物ですが、このゲームでは見事に再現されていて、中に入って見学することも出来ます。

また、アレクサンドリアという地名からも分かる通り、ゲームの舞台となるエジプトは、数百年前にアレクサンダー大王の東方遠征によって、ギリシャの統治下に置かれています。
その為か、ギリシャ人が治める土地にはギリシャ風建築も立ち並んでいる為、異なる2つの文化の建築物も楽しむことも出来たりします。

そして、2つの違った民族が住んでいるということは、当然のことながら、そこに問題が発生します。
メインストーリーやクエストでは、支配者層のギリシャ人と、使われて搾取される側のエジプト人との間で起こる問題が度々でてきます。
こういったクエストを通して、当時の人々が抱えている問題が身近に感じられることも、このゲームの醍醐味ですよね。

ゲームの進行としては、ウィッチャー3のようなクエスト方式で進んでいきます。
クリアーするのに長時間かかるクエストが数個有るというよりも、長くても30分程度で終了するクエストが大量にあるという感じといえばよいでしょうか。
今までのアサクリとは違い、キャラクターにレベルが存在し、レベルアップしないと上位の敵を倒せないシステムになっていて、レベルアップをする為に、経験値を貯めるという方式なのですが、敵を倒すよりも、クエストをクリアーすることで得られる経験値のほうが圧倒的に多いので、細かいクエストを数こなしてレベルを上げ、メインクエストに挑戦する感じになっています。

この方式には賛否両論有るとは思いますが、個人的には、非常に良いですね。
何故なら、ゲームを止めやすいからです。
この手のゲームは、ゲームの止め時が分からずにダラダラ続けてしまうということが結構あるのですが、このシステムの場合、クエストクリアーで一段落する為、そのタイミングで止めやすい。
これが、社会人にとっては非常に良いですね。 僅かなスキマ時間でもプレイしようと思えますし、逆に休日のように時間が有る時は、ゲームを辞めて他のことをするという選択も出来ます。

後は、発売前に少し炎上した有料ガチャ問題について、一応書いておきます。
このゲームでは、武器や防具などのアイテムにレアリティが設定してあり、ノーマル・レア・レジェンドと分かれています。
各アイテムは、敵を倒したりデイリークエストや一部のクエストをクリアーする事によって手に入るのですが、レア度が上がるに連れて出現しにくくなっているようです。(一部、レジェンドの確定報酬あり)

この様な設定なのですが、ゲーム内通貨3000を支払うことで、アイテムをランダムで手に入れる事ができるガチャを行うことが出来るのですが・・・
このガチャ、ゲーム内通貨だけではなく、リアルマネーでも可能ということで、課金ガチャと批判を受けていたのですが、実際にプレイしてみると、そんなには気になりませんでした。
というのも、このゲームは、基本的にはステルスアクションゲームで、出来るだけ見つからずに移動して、ターゲットとなるアイテムを盗んだり、人物を暗殺したりするゲームです。
つまり、敵に見つかって大人数に囲まれている時点で、ステルス失敗ということ。 注意深くゲームをしていると、そもそもレア度の高い武器は必要がない設定になっているので、課金必須というわけでもないんですよね。

全ての武具をコレクションしたいという人にとっては、コンプするのが面倒くさい仕様となっていますが、ゲームを楽しみたいだけであれば、特に問題がないと思われます。
課金ガチャが購入する際のネックになっていた人は、気にしなくて良いと思います。

プレイしてみた全体的な印象としては、まだまだ序盤ですが、既に支払った金額以上の元は取った気分になっているので、個人的には非常におすすめできる商品ですね。
これを観て興味を持たれた方は、購入してみてはいかがでしょうか。