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ホワイトカラーではないブルーカラーからの視点

【ゲーム紹介】 KILLZONE SHADOW FALL (ps4)

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今回紹介するゲームは、KILLZONE SHADOW FALL
この作品は、PS4発売時のローンチタイトルだった作品のようで、かなり昔の作品となります。
何故、今頃になっての、紹介・感想を書こうかと思ったのかというと、少し前に、PS plusのフリープレイに採用され、その際にダウンロードしたからです。


      

このゲームですが、フルプライスで発売されていますが、現在(2017/10/3)ではAmazonでも75%オフで購入できるようです。
ジャンルとしてはFPSなのですが、FPSでマルチが有るゲームは、マルチプレイの人口を確保するためにも、発売から期間が経つと値段が下がる傾向にあるようですね。

ちなみに、私はマルチプレイでは遊んでいないのですが、このゲームでは、他のゲームのようにレベルでアンロックされる武器というものがないようで、初心者も熟練者も使用武器は足並みが揃っているそうなので、後から始めるのも安心設計ですね。
逆にアンロックがないという事は、モチベーションが続かないという事にもつながりますけどね。

前置きが終わったところで、早速ゲームの紹介や、プレイした際の感想を書いていこうと思います。
私はキャンペーンモードしかプレイしていませんので、予めご了承くださいね。

このゲームですが、発売日は2013年と結構前なのですが、PS4の性能を引き出す為に作ったと言われているだけあって、映像は非常にキレイです。
特に、ヘリコプターに乗って町並みを見下ろすシーンがあるのですが、そのグラフィックは、思わず溜息が出るほどに美しい映像でした。

簡単なストーリーとしては、自分が子供の頃に、敵の兵士が突然、国境を超えて攻め込んで来るという状況になり、父親と一緒に逃げようとするも、父親は殺されてしまいます。
その際に、偶然、一緒になった自国の兵士に助けてもらい、何とか中立地帯まで逃げ込む事に成功。
その後、身寄りのない主人公は、その兵士に殺人兵器として育てられ、戦争を優位に進めるために、数々のミッションに送り出されるという始まりです。

実際にプレイしてみた感想ですが、始めは、かなり手こずりましたね。
私はSF系のFPSは初めてプレイしたので、そのジャンルではお馴染みなのかもしれませんが、このゲームは、無人ドローンを駆使して、自分の有利な状態にして進行していきます。

この操作に慣れるまでが、結構、難しかったです。
つまりは、第一ステージが一番難しかったということですね。

最初は、開けた自然がある場所に落ちた自国の船の乗組員の回収や、敵基地の放題の排除などを行うのですが、開けた森は隠れる場所が結構少なく、直ぐに周りを囲まれて死ぬというのを繰り返していました。
また、敵の端末をハッキングしなければ、警報が流されて、敵の援軍が続々と駆けつけてくるという状態になるのですが、ハッキングの仕方もあやふやなので、イマイチわからない。。
そんな感じで、とにかく最初で死にまくり、時間を浪費していました。

しかし、ドローンの利用方法が、ある程度わかる様になってくると、かなり状況は変わってきます。
ドローンで出来ることは、敵方向に移動しながらマシンガンを撃つ事と、強烈な光と電撃で敵を一定時間無効化すること。
そして、自分自身の前にシールドを張る事と、ジップラインを出す事。

ジップラインは移動手段なのですが、その他の3つがかなり強力。
というか、このドローンの性能込みで難易度が決定されているようで、これを使いこなさなければクリアーが難しい感じといえば良いでしょうか。
この操作に慣れるまでが辛かったですが、慣れてからは、比較的楽に進んでいくことが出来ました。

ドローン操作に慣れてからというものは、戦闘面では、それほど困ること無く進めることが出来たので、バランスは丁度良い感じだったのではないでしょうか。

不満点を上げるなら、ライトが無い事と、目的地が分かりにくい事でしょうか。
ライトは、このゲームでは暗い場所に潜入するというシーンが何箇所かあるのですが、その時に、画面が暗すぎて何処に行けばよいのかが分からなくなることというのが何度かありました。
こういうゲームの場合、所持品の中にライトがあって、任意で点ける点けないが選べるゲームも多いと思うのですが、このゲームでは、それが無いように思えました。
(ライトの使用方法を、私が発見できなかっただけかもしれませんが…)
暗い場面は多くはなかったので、困る場面が多いという事はなかったのですが、目的地が分かりにくいという事との相乗効果で、結構ストレスが溜まってしまいました。

その他の不満点は、ストーリーがいきなり始まるところですかね。
このゲームはシリーズらしく、このゲームも前作の続編という位置づけなのですが、前作までのストーリーを知らない私にとっては、いきなり敵が攻め込んできたという印象しかありません。
物語の最初は、右も左も分からない子供時代から始まるので、その『何も知らない子供』という立ち位置で主人公が戦士にされていくという事で、物語を知らなくても大丈夫な様には出来ているのですが、それでも、全体像が把握できない為、おつかい感が拭えません。

続きであれば、最初に前作までのダイジェスト的なものを入れてくれていれば、親切でよかったのではないかと思ったりしましたね。

とは言っても不満はその程度で、現状で2000円以下で買えるという事を考えると、結構楽しめた作品でした。
主人公は紙装甲で、何発か撃たれれば死にますが、逆にいえば、この環境で普通にクリアーできるようになれば、他のFPSでも普通にクリアーできる立ち回りができると思います。

値段が安い割にはグラフィックが素晴らしいので、FPS初心者の方は、これを購入して練習するというのも良いかもしれませんね。