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だぶるばいせっぷす 新館

ホワイトカラーではないブルーカラーからの視点

【ゲーム感想】 FINAL FANTASY 15

発売日に購入し、時間を見つけてはプレイしていたファイナルファンタジー 15(FINAL FANTASY 15)をクリアーしたので、今回はその感想を書いていきます。
クリア後の感想ですので、ネタバレ要素も含みます。
ストーリーをそのまま書くといった事は行いませんが、人によっては結構なネタバレと思うことも書いていますので、未プレイ・未クリアの方で極力、情報を入れたくないという方は、読むのを控えて頂くようにお願いします。




まず感想を一言で言うと、面白かったです。
というのも、私は面白くないと思った作品はクリアーできずにやらなくなります。最後までクリアーできたという点で、面白い作品と言って良いでしょう。

背景のグラフィックは、まるで自分がその世界にいるような錯覚する程に美しく、情報収集やサブクエストをこなすことで、世界観が薄っすらと分かってくる。
単調になりがちなバトルもスピーディーで、操作も楽しく、JRPGで苦になりがちなレベル上げも簡単にできて、ストレスもなく楽しめる。
プレイ時間も既に50時間に達し、呑みに行くといった他の遊びと比べても圧倒的にコスパが良く、買って後悔するなんて事はないのですが、不満が全く無いかといえば嘘になるって感じの作品でした。

ということで、不満に思った点を挙げてみます。

先ず、ストーリーが薄い。
私は発売日に購入し、攻略サイトなどをみること無く、好きなようにゲームを勧めていました。
ゲームの楽しみ方としては、正しい楽しみ方だったと思います。

ゲームをプレイし始めて、右も左も分からない状態から操作を覚え、イベントによってマップの行ける範囲が増えていく。
最初の間はワクワクドキドキが止まらない感じで、非常に楽しめていたんです。
新しい休憩所に行ったらレストランで情報を集め、自分のレベルと相談しながらモブハントを引き受けてお金稼ぎ。
クエストがあれば受注して、お金と経験とを同時に稼ぎながら、世界観を理解していく。
日が暮れたら宿やキャンプ場を探して一息入れ、その日に撮った写真を皆で見ながらワイワイする。
釣り場を見つけたら釣りをしてまだ見ぬ魚を釣り上げ、キャンプでそれを料理して皆で食べる。
仲の良い仲間と一緒に旅行している感覚は、新鮮で非常に『楽しい!』と思えるものでした。

そんなゲームプレイから20時間ほど遊んだんでしょうか。
最初の大陸で行うサブクエストも少なくなり、レベルも50付近になった所で、新大陸に向けての船出。
私の脳内では、FF3のように最初の大陸は新大陸から見るとかなり小さい浮遊大陸みたいなもので、船出をしてからが本番だと思っていました。
『序盤の最初の大陸でレベル50までは、上げすぎちゃったかも?』なんて思いつつ新大陸に到着すると、かなり嫌な予感が・・・
というのも、船が到着するのはオルティシエって街なんですが、ワールドマップを開いても、オルティシエのマップしか記されてないんですよ。
『もしかして新大陸って、この街だけ? 新たな土地での冒険は??』

そんな事を思いながら数時間後、気がついたらラストダンジョンをクリアーしてました…

まさかね、新大陸に向かったが最後、一本道でラスボスの前まで連れて行かれるなんて思わないじゃないですか。
この一本道もね、すんごい一本道なんですよ。
なんてったって、目的地まで列車で運んでくれるんですから。主人公は列車に乗ってるだけです。
フィールドなんて歩かない。列車の駅がある所がダンジョンなんです。

そしてラストダンジョンもね、最初に武器と仲間を奪われて攻撃手段が無くなった状態でのスタート。
敵に見つからない様に隠れながら進んだり、見つかったら全速力で逃げたりと、お化け屋敷のアトラクションの様な全くの別ゲーに。
こんなダンジョン探索が、セーブポイントもない状態で2時間ぐらい続く。。

そして、気がついたら最初のハンマーヘッドって街に戻ることになって、そこから出ようとすると
『最後の戦いに向かいますか?』って感じの警告文。
も…もうラスボス戦!?

…いや、ストーリーは良かったですよ。
エンディングも詳しくは書きませんが、前半部分の仲間との旅が楽しければ楽しい程に泣けるような仕組みにはなってますし、宿泊の度に見せられた写真も、効果的な使われ方がされてます。
宣伝用の映画やアニメで設定を詳しく知っていれば、余計に泣ける感じのラストにはなっていたと思います。
でもね、なんか違う感が…

私の勝手な都合ですが、私はFF13やオンラインは未プレイなので、初代PSやPS2以来のFFなんですよ。
広大な世界の中に有る、様々な幻想的な場所やダンジョンを探索し、ファンタジー世界にあるいろんな国の文化なんかを見て、武器や防具を買い揃え、物語終盤では飛空挺を手に入れて、好きな場所にいつでも瞬時に行くことが出来る。
十分に強くなった状態で、初期の頃に訪れたダンジョンなんかに入って、『昔は結構苦労していたなぁ。』なんて思いつつ宝箱回収なんて事が出来るJRPGを期待していたんですよ。

でも実際には街は2個で、店売りで購入できる武器も少なく、最初の大陸で店売り最強武器が変えたりする。
一度新大陸に戻ったら最後、物語はラスボス手前までノンストップ。
確かにね、最初の大陸から出る時に『しばらく戻ってくることが出来ませんが良いですか?』って感じで警告されますよ。
でも、次に戻ってくるのがラスボス戦手前なんて思わないじゃないですか。

一応書いておくと、新大陸に渡った後は、宿屋に泊まった際に『アンブラを呼ぶ』という項目が追加され、いつでも過去の世界に戻ることが出来る状態になる為、旧大陸には渡れます。
でもね、そうじゃないんですよね。持ってるアイテムやレベルを維持した状態で過去に戻れても、町の人達の状況も過去に戻ってるわけで、その後、街に訪れる未来が変わるわけじゃない。
ただ単に、楽しかったあの頃に戻れるだけで、現実に戻ると酷い現状が待ってたりするんですよ。
私が期待していたのは、徐々に世界が崩壊に向かっていく状態で、町の人達の会話がどのようにしていくのかといった王道的な展開を期待していたのですが、実際にはある地点で急に10年後に飛んで、世界崩壊間近の世界を見せつけられる。

また、クリアー後のやりこみ要素もなんかね…
クリアーすると、クリア済みセーブデータとなり、ラスボス直前の状態まで引き戻されます。
この状態で宿泊地に戻ってアンブラを呼び出して過去に戻ると、サブイベントが開放されます。
そのサブイベントが結構 酷い。

『ルシスに眠る脅威』という高レベルクエストが解禁になり、何の前情報もなく一番近場のダンジョン『スチリフに眠る脅威』に挑戦してみたのですが…
どこまでいっても有るのは敵と戦う広間と下に降りる階段という単調な作りで、コピペしてつくったんじゃないのかと疑う程。
そんなダンジョンを30階分程クリアーした所で、『何かフラグを立てそこねているのでは?』と不安になり、極力見ないようにしていた攻略サイトを見てみると、何の仕掛けもなくダンジョンが100階有るという衝撃の事実を突きつけられる・・・
このダンジョンのクリアーに4時間かかりました

事前に、『やりこみ要素を入れると100時間プレイも可能!』なんて情報を見た事があるのですが、こんなプレイ時間稼ぎダンジョンで『やりこみ要素』なんていわれてもねぇ。。

と、長々と不満を書きましたが、前半の20時間は文句なく楽しめたので、勝って損したということはないんです。
洋ゲーなんて、20時間でクリアーできてしまうなんてものも多いですしね。
でも、なんか違う感が所々で沸き起こってくるんですよね。
これも、小学生時代からプレイしているFFというタイトルを過大に期待してしまったからなのかもしれませんが、ちょっと残念だったなというのが素直な感想かもしれませんね。

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