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だぶるばいせっぷす 新館

ホワイトカラーではないブルーカラーからの視点

【ゲーム紹介】 真・女神転生IV  (3DS)

ゲーム

今回紹介するゲームは、真・女神転生IV です。



今年の初め(2016年2月)に、この作品の続編である【真・女神転生IV FINAL】が発売されましたが、今回の記事はその前作となる無印の方ですので、お間違えなく。
女神転生シリーズといえば、多くのマニアックなファンを抱えるシリーズ。
RPGゲームの舞台といえば、中世のヨーロッパのファンタジー世界と相場が決まっていた時代に、現代の東京を舞台にした事で異彩を放っていたゲームです。
その最新作の完結編の良い評価を立て続けに聴き、少し興味を持って値段を調べてみたところ、ベスト盤がでて価格も大きく下がっていたので、購入してみました。

やってみた感想としては最初は『???』って感じ。
というのも先程も書きましたが、このシリーズは、他のゲームメーカーが中世ヨーロッパやそれを基にしたファンタジー世界を舞台にした作品を作っている時に、現代の東京を舞台にして差別化をはかったシリーズ。
にも関わらず、このゲームの最序盤は、中世ヨーロッパのファンタジー世界的な舞台なんですよね。
中央に城がそびえ建ち、そこに住む人達には、『ラグジュアリーズ』と『カジュアリティーズ』という身分制度が存在する。

ラグジュアリーズは、カジュアリティーズを出生の違いだけで見下して差別するという、昔の貴族と平民の様な構図になっています。
この世界では年に一回だけ、特定の年齢に達したもの全員がサムライに成るためのテストを、儀式的に行います。
特に野心もなく、サムライに成る事にこだわりも無かった主人公ですが、サムライの試験に合格してしまい、その後は流されるように物語が展開していく…

正に、昔の王道的なRPGの設定。

正直、私がメガテンシリーズに求めていたのは、こんな王道的なものでは有りませんでした。
基本的にひねくれ者の私は、他のメーカーがやらないような設定で制作されていた事に興味を持っていたんです。
それを今更、こんな王道的な設定にしてしまうとは…と、最初は少々がっかりしてからのスタートでした。

しかし、買って早々にやらなくなるのも、なにか負けたような気がする。
また、私が結構信頼している人達が総じて『面白い!』という感想を漏らしていたのも気になったので、とりあえず続けてみました。
一通り町の人の話を聴いて世界観を理解するように勤め、最初のチュートリアルダンジョンに突入。
ここまでは、本当によくある感じのRPG。

ダンジョンも闇雲に潜るのではなく、上司が丁寧に達成すべき目標を与えてくれるので、お使いをこなすだけの非常に楽な…
楽な??
『えぇ!!』
ここで問題発生、敵が強すぎる。
最初は自分一人から始まり、メガテンシリーズの醍醐味である悪魔との交渉を行うことで、仲間を増やしていくわけですが…
敵がなかなか交渉に応じず、仲間にならない。
まぁ、簡単に仲間になると、それはそれで楽しさが半減するのでしょうが、最初はこの状態が、とにかくつらい。
交渉が決裂するとターンが敵に移るわけですが、仲間が少ない間は、この時点でゲームオーバーが確定。

仮に仲間を3体集めることに成功しても、敵に先制をとられるとアッサリと全滅してしまう程のゲームバランス。
私の場合は、このチュートリアルダンジョンでのお使いクエストを消化するだけで、2時間以上を費やする事になりました。

私が想像していた世界観と違い、ゲームバランスも『これでもか!』という程に高く設定されている。
この時点で、やる気が結構削がれてしまいました。
本来ならやめても良かったのですが、『ノクターン』『ソウルハッカーズ』『ペルソナシリーズ』『デジタルデビルサーガ』と、メガテンシリーズをやり続け、マニアとまでは行かずともシリーズのファンである私は、『最後まで見届けよう』と思い、頑張って最初のダンジョンをクリアーしました。

その先に待っていたのは…
正に、驚きの連続でした。
引き込まれるストーリー!魅力的なキャラクター!謎だらけの世界観!!

私が期待していた通りの世界が、初期ダンジョンの先に広がっていました。
これぞメガテン!って感じでしょうか。

ここ最近は、ゲームといえば、高スペックの据え置き機を前提としたオープンワールドが主流になりつつ有り、私もそんなゲームばかりをしていました。
昔ながらのJRPGは時代遅れなんて意見もよく聴きますが、このスタイルのゲームも、シナリオが魅力的であれば充分に楽しめるのだなと、このゲームを通して再確認出来ましたね。

ゲームのプレイヤーに、基本的だけど生きていくために大切な質問を投げつけるのも相変わらずですし、その質問の答えがマルチエンディングに絡んでくるのも今まで通りでは有りますが、それが面白い。
時間のない現在では、この様なJRPGは攻略サイトを見て最短距離を進むのが王道なのかもしれないですが、この作品は、是非、何も参考にせずに、自分の思うがままにプレイしてエンディングを見て欲しい作品ですね。
興味を持たれた方は、一度プレイしてみては如何でしょうか。

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