だぶるばいせっぷす 新館

ホワイトカラーではないブルーカラーからの視点

【ゲーム紹介】 ディビジョン THE DIVISION

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今回紹介するゲームは、『The DIVISION (ディビジョン)』です。



ゲームに詳しい人に簡単に説明するなら、TPSでCOOPなゲーム。
主人公を後ろから見るタイプの第三者視点のシューティングゲームで、協力プレイが可能です。

物語の舞台となるのは、バイオテロで荒廃した世界となったニューヨーク。
主人公は、大混乱しているニューヨークで、もう一度、秩序を取り戻すために奔走するエージェントです。

この世界には、大きく分けて5つの勢力が存在します。
一つは、主人公たちが所属する『ディビジョン』と、サポートをしてくれる『JTF』
その他には敵対する『クリーナーズ』『ライカーズ』『LNB』が存在。

クリーナーズは、バイオテロによって荒廃した街を、炎によって除菌しようと試みる人達。
ブルーカラーの人たちを中心に組織されたこの組織は、あらゆるものを火炎放射器で焼きつくそうと街を徘徊しています。

イカーズは、テロの混乱を機に刑務所から脱獄してきた無法者たち。
道に倒れている人たちから物品を奪ったり、徒党を組んで強盗などを行っているクズ。

そしてLNBは、もともとはセレブに資産を守るために雇われた傭兵部隊だったのですが、バイオテロによって町が汚染されたので、見捨てられた人たち。
私はまだこの人たちとは遭遇していないので、どんな理念のもとに動いているのかはわからないのですが…
設定からして、かなり手強そうな人たちですね。

ゲームの構成としては、メインクエストとサブクエスト、それとは別に、エンカウントというクエストが存在します。
これらのクエストをクリアーしていくことで、経験値や装備、お金を手に入れていきます。

エンカウントやサブクエストについては、5~15分程度で終わる短いものが殆ど。
1人プレイでもクリアー出来るものが多く、序盤のレベル上げや、一人でコツコツやる際には便利な存在です。

これらのクエストは、クリアーする事で物資を手に入れる事が出来、その物資で拠点をグレードアップする事が出来ます。
拠点のレベルに伴って、主人公が使用できるスキルも解放されていきます。

次に、メインクエスト。
比較的長いものが多く、連続戦闘になる場合が殆どです。
ソロでもクリアー出来なくはありませんが、よほど慣れていないと結構つらいクエストです。

ではどのようにしてクリアーするのかというと、協力プレイ。
実はこのゲームは『オンライン専用』で、ゲーム開始と同時にサーバーに接続されます。
マップに点在する安全地帯であるセーフゾーンの端末や、メインクエストの入り口などで、協力プレイを求める『マッチング』が行えます。
このマッチングによって、一緒にクエストを行ってくれる人を募集したり、既に存在しているパーティーに入ったりしてチームを組めます。




チームは最大4人で、仲間と一緒にプレイをすることで、クエスト中に倒れたとしても、救助などをしてくれます。
また、レベルの上昇や拠点の強化によって得られるスキルには、範囲内のメンバー全てを治療するといったパーティースキルなども存在します。
これらを駆使して、お互い助け合いながらのクエスト攻略が可能となっています。

とはいっても、オンラインマルチは苦手…と思っている人も、いらっしゃるかもしれません。
実は私もそうで、モンスターハンターなどはソロが基本だったりしたのです。
オンラインマルチプレイというと、効率を求める人が指図をしてきたり、ミスをすると怒られるといった印象を持っていたのですが、このゲームでは、比較的その心配は少ないです。

というのも、ストーリーミッションは効率を求めるものではありません。
ストーリーミッションでマルチの相手を探している人の多くが、『他の人と遊びたいから』『一人ではクリアー出来ないから』といった理由だと思われるので、あまり嫌な思いはしないんですよね。
これが、効率を求めるクエストになってくると変わってくるのでしょうが、メインストーリーのクリアーには絡んでこないようなので、ライトな層でも安心してできるのが良い点ですね。

ただ、不満点を少し書くとすると、週末などの人が多いときには、サーバーが満員でゲーム自体が開始できないという問題があります。
その他に、先程も書いたオンラインマルチの難易度ですが、プレイヤーの平均レベルに合わせて敵が強くなるようで、メンバー内に突出したレベルの人が居ると、ゲームの難易度が飛躍的に上昇してしまうという問題もありましたね。
まぁこの場合は、メンバーを抜けてまたマッチングすれば問題はないんですけどね。

と最後に不満点を書いてしまいましたが、全体的な感想としては、長時間・短時間と時間を選ばず、非常に楽しみやすいゲームだなと感じました。
買って損はないと思いましたね。
オンライン専用という事もあり、サーバー自体が過疎ってしまうとマッチング自体が難しい事もあり、買おうかどうか迷われている方は、出来るだけ早めの購入をお勧めします。