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だぶるばいせっぷす 新館

ホワイトカラーではないブルーカラーからの視点

【映画紹介】 ガールズ&パンツァー

映画

先週末(2016年1月24日)の事ですが、映画【ガールズ&パンツァー】を見てきました。
という事で今回は、この作品の紹介をしていきます。


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この作品は、元々は地上波の深夜枠で放送していたアニメで、今回の映画は、その続編という形になります。
地上波放送の続きと聞くと、地上波を観ていなかった人は内容が解らないと敬遠されるかもしれませんね。

しかし、映画を観て思うのは、『そんな理由で見ないのは、勿体無い』って事ですね。
そして、是非、映画館で観て欲しいと感じました。

まず、ガールズ&パンツァーを全く知らない方の為に簡単に内容を説明しましょう。
とある映画解説者が『戦車版のマッドマックス』と例える程、戦車戦に特化した映像作品となっています。

戦車が出てくる映画は数多く存在しますが、大抵は脇役程度。
たまに戦車が映っても、グレネードを持った歩兵が走り寄っていき、ハッチを開けて中にポイッと入れられて退場するなど、不遇な扱いを受けてきました。
しかし今回の映画では、その戦車が主役となります。
戦車と戦車のぶつかり合い。
戦車戦を描きたいが為に作ったと表現しても、過言では無いでしょう。

そんな戦車戦ですが、私の体感では、作品の約半分は戦車戦の映像のみ。
1時間も戦車戦で飽きないのかと疑問を持つ方も居らっしゃるかもしれませんが、私はむしろ『もっと観ていたい』と思いましたね。
そういった意味では、戦車版マッドマックスという表現は、的確かもしれませんね。

戦車戦がメインの映画と聞くと、戦争モノなのかと思われる方も居らっしゃるかもしれませんが、全く違います。
この映画は、女子校の部活の話です。

この世界では、女子の嗜みとして習い事をする事を推奨されています。
花道・書道・剣道・長刀鉾等、女子の嗜みは沢山有るのですが、今回スポットライトが当たるのが、戦車道です。

理解を深める為に、地上波で放送していた際の設定を少し。
戦車道は、花道や書道などに並ぶ由緒正しき習い事の様で、流派なども存在します。
主人公の【西住 みほ】は、戦車道 西住流家元の娘で、子供の頃から西住流の教育を受けていたようです。

その西住流ですが、隊列が最優先。
隊列を乱す仲間は容赦なく見捨てて置き去りにして、真っ直ぐに勝ちを取りに行く流派です。
主人公は、そんな非情な戦術に嫌気が差し、戦車道の無い大洗女子に転校してくるところから始まります。

戦車道から開放された主人公ですが、それも束の間。
転校先の大洗女子が、国の予算削減の一環で廃校の危機に晒されます
何故、大洗女子が廃校の対象になったのかというと、特に実績もないからという理由。
『なら、実績があれば廃校は免れるのか?』と生徒会長が役所の人間に詰め寄り、実績作りの為に戦車道の全国優勝を狙うという話です。

ストーリー自体は、廃校を免れる為に戦車道で勝ち抜くというシンプルなもので、シーンの大半はライバル校との試合で構成されています。
そこに登場するライバル校も、ロシア風の高校やイギリス風の高校。
イタリア風の高校と、日本国内の試合にも関わらず、世界大戦の様な雰囲気が味わえる作品となっています。

今回の映画は、その後を描いた作品。
現在公開中なのでネタバレは極力控えて書きますが、ストーリー自体は、今まで通り有ってないようなもの。
試合は最初と最期の合計2回。

最初の試合は、地上波でもお馴染みのキャラクターが大集合してのエキシビションで、どちらかと言うと試合を通して戦車の特徴を説明するというもの。
この冒頭部分に限っては、公式の映像がネットで見れるので、ガルパンを全く観たことがない方は、雰囲気をつかむ為に見てみても良いかもしれませんね。



しかしメインはなんといっても、映画後半の大規模演習ですね。
よく、『手に汗握る』なんて表現が有りましたが、後半の40分は手に汗握りっぱなし!
しかも、所々泣かせるシーンなども有り、何度も観たいと思わされましたね。


また、ギャップも面白い作品です。
リアルな戦車とデフォルメされた女の子というギャップもそうですが、戦車ものと思えないほどのポップな感じの音楽も面白い。

一見すると軽そうな印象を受ける作品ですが、実はカメラワークやカット割りなどが凄く、長時間の試合にもかかわらず、全く飽きさせないという凄さ。
また戦車戦は、リアルさを追求しつつも、地味になり過ぎないようにアクション映画の手法をふんだんに取り入れています。
実写で行うと不自然に成ることが予想されるようなシーンも、アニメにすることで違和感なく表現できているところも凄いですね。
私は今まで、ここまで凄い戦車戦を見た事が有りませんでしたよ。

全面に可愛い女の子キャラが出ている為、『どうせ、オタク用の映画だろ!』と思って敬遠されている方もいらっしゃるかもしれませんが…
そんな理由で見ないのは、非情に勿体無いと思いますね。

男子であるなら、騙されたと思って、観に行っては如何でしょうか。
オススメです!

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