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だぶるばいせっぷす 新館

ホワイトカラーではないブルーカラーからの視点

変性意識状態の体験

変性意識

前回の投稿で、変性意識と宗教の関連性について書きました。kimniy8.hatenablog.com


この投稿内では、変性意識状態について結構書いていました。
ある程度の部分は、書籍やネットで調べた内容なのですが、実はその中に、自分で体験したことも織り交ぜて書いていたんですよねた。
誤解のない様に最初に書いておきますが、ドラッグはやってません。

では、どの様な方法で変性意識状態に入ったのかというと、その状態になろうとしてなったのではなく、結果的になってしまったという方が正しい表現だと思います。
方法的には、心身を極限まで追い込む方法です。

私は20代半ばの頃、フルコンタクト系(寸止めではなく、実際に攻撃を当てる)の空手道場に通っていました。
その道場は結構極端なところで、基本稽古しかしない一般クラスと、世界チャンピオンを目指す選手クラスしか存在しませんでした。
私は、日本一になれるなんて全く思ってはいなかったのですが、、実践的な稽古に興味があった時期だった為、迷わず選手クラスを選択。
その日から、選手としての稽古スケジュールをこなす日々が始まりました。

スケジュール的には、休みは基本的に週1回。
私は当時、社会人として働いていた為、仕事が終わってから稽古に行くという状態が3年程度続きました。
1日のスケジュールとしては、起床して仕事をして、晩御飯を食べて7時頃には道場に。
道場では、7時頃から一般クラスの基本稽古やミット打ち等の時間があり、その後、選手クラスの稽古が始まります。
選手クラスは、予定がない場合は両方出る事が義務付けられます。
その後、自主練が始まる為、道場から帰るのは日付が変わる前後。

試合前の数週間は、これに走りこみというメニューが追加。
30%ぐらいの坂道が100メートル近く続く坂道を20本近く走っていました。

その他に、道場にあるジムスペースで週3回程度の筋トレ。
私は社会人だった為、筋トレの日は一般クラスをサボって行っていたのですが、筋力的には基本稽古よりも筋トレの方が辛い。
しかし、自分のペースで出来る為、精神的には楽。
筋トレをしない場合は基本稽古に出なければならず、こちらは自分のペースで出来ない為、体力的にはマシでも精神的には辛い。
結果として、毎週のように究極の2択を迫られていた様な記憶があります。

道場から出て、風呂屋に行って汗を流して家に帰ると、時間は1時前後。
家に帰ると何もせず、泥の様に寝て、起きたらまた仕事という生活。

こんな生活を3年近く続けるとどうなるのか。
体が拒絶反応を起こしだすんですね。
具体的には、道場に行く時間である午後7時前後になると、発熱しだします。
『風邪かな?』と思って稽古を休むと、8時頃には直ぐに治る。

こんな事が数日続くと、当時真面目だった私は、熱が出ても『どうせ気のせいだろう』と決めつけて、道場に行く様に。
いざ道場に行くと体の方も観念するのか、症状は一切なくなって体が動くんです。
こんな経験をすると、少々体調が悪くても道場に行ってしまう。

その結果として起こったのが、慢性的な疲労。
今から考えると、完全にオーバーワークの過労状態。


ここから、不思議体験が始まります。
普段は体が異常に重いのに、何週間に1回程度、体が異常な程軽く感じ、ジャンプすればどこまででも飛んでいけるような感覚になりました。
当時の私はその状態が面白く、飛べもしないのに、その場ジャンプを繰り返したりしていました。
その光景を外から見ると完全に異常行動の様に思えますが、実際の私はというと、かなり清々しい気分だった記憶があります。
私はランナーズ・ハイを経験したことは有りませんが、もしかすると、同じ様な感覚なのかもしれません。

次に起こったのが、頻発する幻覚です。
体が過労状態で、絶えず睡眠を欲しているのにも関わらず、仕事と稽古は行うという生活を行っていると、体は隙を見つけて寝ようとするようです。
それも熟睡ではなく、目が開いて、意識がハッキリしている状態での睡眠。
意識はあって、体もゆっくり動くけれども、脳の一部が寝ている状態と良いましょうか。
そんな状態では、目に見えている風景に夢が重なるせいか、ハッキリと幻覚が見えました。

見る時間帯は、だいたい昼の2時前後。
昼食を食べて、一息ついた時間帯です。
一息ついたといっても仕事中なわけで、頭のなかでは『寝てはいけない!』と絶えず思い続けている状態。
リラックスとは程遠い状態で見る幻覚は、決まってバットトリップです。
一番多い幻覚は、自分の手が腐り落ちる幻覚。
他にも、目の前に変な物体が見えたこともありました。
これも美しい光景とは程遠い景色だったので、良い体験とはいえませんでしたが。

ちょうどこの頃には、明晰夢を見る確立も上がっていたような感覚があります。
どうせなら、幽体離脱や宇宙との一体感を体験してみたかったですが、この当時観ていた明晰夢は、普通に観ていた夢の中で自由に動けるというだけでした。
それでも、十分楽しい経験ではありましたけれども。

長々と書きましたが、心身をある程度まで追い込むことで、通常の状態とは違った意識や感覚に陥る事は可能のようです。
私の場合は、終始追い詰められていた様な精神状態でしたが、修行僧のようにメンタル面にも気をつけていたら…
もしかしたら、ニルヴァーナに到達できていた可能性も、あるかもしれませんね。

世間では普通では無い感覚を手に入れる為、安易に危険ドラッグ等に手を出す輩が存在ようです。
しかし、変性意識状態に入るのに非合法な道を選ぶ必要はなかったりするんですよね。
といっても、確実に変性意識状態になれる方法はないようですが、それはドラッグを使用しても同じだったりするようですけどね。

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