だぶるばいせっぷす 新館

ホワイトカラーではないブルーカラーからの視点

【おすすめPodcast紹介】 そんないっと R40

私の独断と偏見のPodcast紹介コーナー。
第88回。

過去に書いた投稿
タイトル紹介はこちら
タイトル紹介はこちら

今回は、【そんないっと R40】

です。


今回紹介するwebラジオは【そんないっと R40】
この番組は、昔のITの話をするラジオ。
一回あたりの放送時間は1時間前後と、聴きやすい長さ。
更新頻度は不定期で、更新されない年も有ったりする程
その為、始まって4年異常経つのにも関わらず、11回しか放送されてなかったり…
ターゲットとしては、タイトルからも分かる通り、40代世代がストライクの話題がメインの番組です。

ITといえば、最新の話をするのが定石。
次から次へとアップデートされる最新のIT技術や関連商品の話をする方が、話題の発掘という点でも楽です。
新技術・製品の紹介や、それらのものを使う事で、どれだけ生活が向上するのか。効率化するのか。
その技術が更に発展した場合、どんなものが出来上がるのか、どのような社会になるのか。
話題は尽きないと思います。
当然、そのような話を求める人も多いと予想されるので、リスナーも集まりやすいと思います。

しかしこの番組は、昔のITの話をする番組。
新しい話などは、一切登場しません。

昔の通信環境は、どれだけ劣悪な環境だったのか。
インターネットが登場する前は、どのような手段でコミュニケーションをとっていたのか。
windowsが登場する前は、どんな世界だったのか。
パソコンのスペックは、どの程度のものだったのか。
周辺機器の記憶媒体などは、どのようなものか、そして容量はどれほど有ったのか。

こんな話題を、昔を懐かしみながら行う番組です。
まさに、時代に逆行する様な何処に需要があるのか分からない様な番組なのですが、不思議と面白いんですよね。
特定分野の、サブカル史を聞いている様な感覚というのでしょうかね。

昔はこんなに苦労していたんだと思うようなエピソードが沢山聞けて、軽くカルチャーショックを受けたりする事も。
ちょっとした、歴史番組を聞いている様な錯覚に陥りますね。
ただ、ここで話されていることって、ほんの20~30年前のことなんですよね。
その時代に生きた人は、番組タイトル通りの40代。
そう考えると、技術の進歩の速さに驚かされます。


番組を聴いた感想ですが、私はまだ40代に届かない中途半端な年齢ですが、中学時代にパソコン部に所属していてPC88に接する機会があったので、懐かしさ半分と、未知の情報に接する気持ち半分で、非常に楽しめました。
当時、ゲームといえば、ファミコンスーファミ以外だと、ゲームセンターに行くか、パソコンしか無かった時代。
それも、今の様なwindowsやマッキントッシュといったものではなく、88や98といった仕事でも使えるようなものや、MSXの様にゲームに特化したものなど、今では消えてしまったものばかり。
この当時は、パソコンは一部の人しか使っておらず、パソコンを使う=オタクという認識だったのを覚えています。

そんな時代の話ばかりで構成されるこの番組を聞いていると、中学時代にタイムスリップした様な感覚に浸れましたね。

後、個人的に興味深かったのが、通信手段。
私は、ダイアルアップ接続ぐらいしか知りませんでした。
今では常時接続が普通のインターネットですが、昔は基本的にオフラインで、ネット接続する度にプロバイダーに電話をかけて接続してたんですよね。
接続中はずっと電話料金が掛かる為、如何に効率的にネットから情報を引っ張るかというのを考えなければならない時代でした。
また、変なサイトに行くと電話回線を勝手ダイアルQ2に繋がるように変更されるなんて事もありました。
かくいう私も、それで5万円程支払うことになったりと、苦い経験もありました。。

しかし、それよりも前。
ネットが登場する前には、音響カプラーなんてものが存在したらしです。
簡単に説明すると、今絶滅しかかっているFAXですが、送信する時に独特の音が出ますよね。
あれは、デジタル情報を音声に変換しているそうなのですが、PCのデータを音声に変換して、電話の受話器を通して相手の電話に音声を伝え、それをPCに聞かせる事で、通信を可能にしていたようなんです。
無線通信が当たり前の現在では、想像も出来ないような技術ですよね。

そんな手段でパソコン通信を行っていた出演者の話なので、非常に興味深く楽しめました。

タイトル通り、40代で初期からPCを使っていた方は勿論ですが、若い方でも、昔の技術を知る切っ掛けになると思います。
そういった意味では、幅広い方に聴いてもらいたい番組ですね。
お勧めです!

広告を非表示にする