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【ゲーム紹介】 アサシンクリード 2

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今更ながらのゲーム紹介となりますが、今回は【アサシンクリードⅡ】
シリーズ中でもっとも人気が高いタイトルのようです。



私がアサシンクリードシリーズをプレイするのは2作品目。
PS3を購入したのが2014年の年末ということもあり、最初に購入したのがローグだったんですよね。
その世界観などが面白いと思い、シリーズ中でもっとも人気が高いと噂される、アサシンクリード2を購入してみました。

このシリーズを知らない方の為に、簡単に説明を書きましょう。
アサシンクリードは、自身がアサシン(暗殺者)になって、様々な事件に関わっていく、ステルスアクションゲームです。
シリーズが変わる毎に、時代や場所・登場人物が変わります。
そんな中で一貫しているのが、敵がテンプル騎士団で、主人公がそれに敵対するアサシン教団の一員という点。
シリーズの最初は12世紀から始まり、2015年の年末に出る最新作が18世紀なので、数百年に渡る2つの組織の戦いを描いています。

この2つの組織が戦う理由ですが、結構複雑です。
というのも、求めている結果は【世界平和】で共通しているのですが、その方法を巡って争っているからです。
テンプル騎士団は、全員を洗脳してでも、結果として平和が手に入れば良いと考えているのに対し、アサシン教団は自身の選択の上で選ばなければ意味が無いと主張。
勧善懲悪では無く、正義と正義のぶつかり合いってところが、色々と考えさせられます。


そして、今回の舞台となるのは、15世紀のイタリア。
主人公はエッツィオ・アウディトーレで、この人物を操作することになります。
そして、メディチ家とパッツィ家との戦い等が行われた時代を追体験します。

友達がレオナルド・ダ・ヴィンチだったり、メディチ家のロレンツォさんを救出したりと、歴史に関わることが出来るのがこのシリーズの面白い点ですね。

そして、もうひとつの魅力なのが、14世紀のイタリアを旅する事が出来る点です。
このシリーズは、私の様に歴史に詳しくない人間でも知っているような、歴史の重要ポイントを上手い具合にチョイスして、ストーリーを作ってくれています。
その為、現代ではない昔の魅力的な都市の雰囲気を、味わうことが出来るんですよね。

一般庶民が、どんな服を着ているのか、当時の街の雰囲気がどんな感じだったのかというのが、良い感じで伝わってきます。
路地に入れば、普通に商店が開かれていて、更新料などが販売されていたり。
ヴェネツィアに行くと、水の都にふさわしい感じの巨大な海産物市場があったり。
そうかと思えば、路地裏の小さな美術商に、今では美術館に行かないと見ることすら出来ない様な名画が売られていたり。

歴史に全く興味がなかった中学時代にアサシンクリードをやっていれば、当時の雰囲気をより理解しやすく、もっと歴史に興味が持てたのではないかと思ってしまうほどです。

またこのシリーズの良い点として、フリーランが挙げられます。
普通にイタリア旅行に行ったとしても、街をぶらつくぐらいガセいっぱいです。
しかしこのシリーズでは、壁をよじ登って屋根の上に登り、猫の様に好き勝手に走り回れます。



実際にはできない行動を自在に出来るのも、ゲームの良い点ですよね。

料金の割には、非常に楽しめた作品でした。