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だぶるばいせっぷす 新館

ホワイトカラーではないブルーカラーからの視点

大きくなり続ける脳

考え方

ここ最近、ものすごいスピードで時代が変化している様な印象を受けます。
これは単に、年齢を重ねた結果、時間が早く過ぎ去っているという錯覚的なものではなく、実際にスピードが増しているのでしょう。

先日聞いた話ですが、人間の700万年の歴史を7時間で表現するという試みがあったようです。
そのスパンでみると、人間が文明を持地出したのはラスト15秒程度の出来事で、それまでの6時間59分は、裸でウロウロしているだけという表現になったそうです。
振り返ってみれば日本の歴史でも、最初の1万年ぐらいは縄文時代
その後稲作が入って弥生になりますが、その後の発展するスピードが、時代を経る毎に早くなっている印象があります。

このスピードアップには、何が関係しているのか。
結果からいえば、情報伝達技術の進化によって、脳が並列化されたからでしょう。

もう少し表現を変えて説明していきましょう。

一番最初の人類は、コミュニケーションを取るための技術が無かった。
この状態では、他人を見て予測する程度しか出来ません。

しかし、言葉が生まれて他人とコミュニケーションが取れるようになると、状況が一変します。
他人の考えていることが分かるということは、単純にその場にいる人数分だけ視点が増えるということです。
自分が考えられなかった事でも、他人から意見を聞いたりヒントを貰う事で、考えられる範囲が一気に広がります。
また、グループ内の誰かが考えた良いアイデアを採用することで、効率化も図れる。
経験を口伝していけば、失敗や成功を未来に語り継ぐことも出来る為、経験が蓄積できます。

言葉の次の大きな転換点は、文字でしょう。
口伝の場合は、情報の量や拡散の仕方に限界があります。
また口で伝達する場合は、伝える側の記憶違いという事も出てきてしまう。
しかし文字で残す事で、情報はより正確に、多くの人に伝えることが出来ます。

この後も、印刷・郵便・電話・webと、情報技術は進化してきます。
そして進化する度に情報の拡散スピードは増していってます。

そして今現在では、自分の考えた情報や他人の考えた情報が、瞬時にシェアされる。
自分の知りたい情報は、世界の誰かが既に考えて、その人の結論を発表している。
トライ・アンド・エラーという面倒くさい作業も、他の人が既に試してくれている。
情報は増え続け、氾濫状態でどの情報を取得すればよいか解らない人の為に、まとめサイトまで制作されている。

つまり現状は、他の人が考えた結論や試行錯誤の結果を踏み台にして、自分自身の考えを生み出せば良い状態となっています。
そして自分が生み出した情報や生み出す過程を公開していれば、それを踏み台にして、他の人が新たなアイデアを出す。

これは大きな目で観れば、人の脳が情報網によって全て繋がっている状態です。
電子計算機であるPCも、並列化する事で凄いスピードになるのと同じということ。

情報網によって人々が繋がれば、より発展した技術を考えることが出来る。
発展した技術を使う事で、更に人々が繋がり、更に発展した技術が生まれる。
結果として、技術の進化は加速度的に進んでいくことになります。


このような観点から世の中をみると、いろんな見方が出来るでしょう。
例えば、昔は一つのカテゴリーの商売は、30~40年程度しか持たないと言われてきました。
しかし今現在は、サイクルがもっと早くなってきています。
mixiという会社は、SNSの分野で日本でTOPになった時期も有りましたが、既にSNS分野はオワコン化し、今はモンストという携帯アプリがメインになりつつ有ります。
mixiの代わりに入ってきたfacbookも、若者層はアカウントを持っている程度で、メインではほぼ使っていない。
おそらくはLINEも、同じ様な道を辿のでしょう。

進化のスピードが増すということは、当然、淘汰されるものも多くなります。
進化論では、対応出来るものが生き残ったと云われています。
これから先の時代は、古くて大きな組織というのは淘汰される可能性が高い。
本当の意味で安定を求めるのであれば、スピードを増しつつ進化していく時代に、自信をどのように対応させるかを考えることが重要になってくるのではないでしょうか。

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