だぶるばいせっぷす 新館

ホワイトカラーではないブルーカラーからの視点

【おすすめPodcast紹介】 東京Podcast

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私の独断と偏見のPodcast紹介コーナー。
第65回。

過去に書いた投稿
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今回は、【東京ポッドキャスト】

https://itunes.apple.com/jp/podcast/dong-jingpoddokyasuto/id596242598?mt=2&at=10l8JW&ct=hatenablog
です。


この放送は、東京リチュアルがお送りする、オカルト系番組です。
番組を知った経緯は、先日紹介した青春あるでひどの公開イベントを観に行ったのですが、その時にゲスト出演されていた方が、【東京ポッドキャスト】バンギ・アブドゥルさん。
そのイベント内容に結構衝撃を受けたので、家に帰って早速、検索&ダウンロードさせて貰いました。

この【Podcast紹介】コンテンツは、本来は結構な回数を聴いた上で書くのですが、今回は第1回~6回までを聴いた所で、直ぐに紹介したい衝動に駆られてしまいました。
その為、私が理解している情報が少ないですが、その辺りは予めご了承ください。

この番組は、オカルトをテーマにしたラジオ。
メインで出演されている2人も、現代魔術師と魔女。
この時点で拒否反応を起こしてしまう方もいらっしゃると思いますが、世間一般で言われているようなオカルトの捉え方とは、微妙に違うような気がします。

魔術師や魔女と聴くと、ハリー・ポッターやファンタジー世界の様な魔法の世界を想像してしまう方も多いと思います。
これを書いている私も、魔女と聴いて創造するのは、杖やホウキを持ち、とんがり帽子を被った黒装束の人を想像してしまいます。

しかし実際には、もっと現実的な印象を受けます。

具体的に説明できるほど理解しているわけでは有りませんが、私が受けた印象としては、目指す方向は科学と同じという事。
この世の真理を山の頂に例えるなら、科学とは違ったルートを辿っているだけで、目指す目標は同じという感じでしょうか。

そもそもの始まりは同じ様なもので、そこから分岐していっただけでしょうし、ルートが違うといっても、全く違う反対側のルートを通っているというよりも、隣の道を通っているという感覚。
その為、自分が進む道で行き詰まったら、隣の道に迂回して先に進むという事をお互いやっているので、交わる部分も多い感じと表現すればよいでしょうか。
かなり抽象的で感覚的な表現になってしまいました。
まとめると、大きな目で見れば、基本的な考え方や目指す目標は同じだけど、アプローチの仕方が微妙に違う程度の差でしか無いんだと思います。

少し具体的に書くと、今の科学は全てに当てはまる唯一の法則を追い求めています。
西洋科学の根本亭な思想の中には、世界は神が作った唯一つの法則によって成り立っているという考え方がある為、この様な思想になるのですが…
しかしこれは、唯一神的な物の考え方だともいえますよね。

元々科学の基礎は哲学。
哲学者が、持論を展開する時にわからない部分において、神の存在を仮定として置いた。
過去の科学はわからないことだらけだったので、不思議な現象や説明しにくい部分の代名詞として神という存在を仮定している間に、神を崇める宗教になった。
つまり出処は同じなんでしょう。

これは唯一神を崇めている西洋諸国だけの考え方というわけでもない。
仏教は、一番偉い存在は悟りを開いた人。
ブッタが何故偉いのかというと、悟りを開いたからです。
では悟りとは何なのかというと、宇宙を貫く唯一つの法則である、真理。
つまり仏教も追い求めているものは、科学と同じものなんです。


では、オカルトと科学のアプローチにどのような差があるのか。
この部分に関しては、私は知識が浅い為、詳しいことは分かりませんが、私自身の意見としては、答えを外に求めるのか内に求めるのかの差なんだと思います。

物質の運動・天体の動き・自然現象など、自分以外の外のモノを観測し、事実を積み上げていくのが科学。
自分の内面や精神世界を見つめなおし、そこで得た解を他にも当てはめて検証するのがオカルトなのかなと。

…と、私のオカルト解釈がかなり長くなってしまいましたが、その部分の事がよく分かる放送が、エピソード【映画】ヤギと男と男と壁とカリフォルニアとニューエイジです。
この放送では、映画の感想を通して、実際の社会の動きや文化の発生について、オカルト視点で話されています。
ドラッグと音楽・ヒッピー文化と経済など、オカルトと全く関係のない分野で暮らしていると思い込んでいる人達の生活にも、オカルト文化が深く入り込んでいることが分かります。

受け入れる・受け入れられないといった反応は、人それぞれあると思いますが、一つの説として聴くには、大変刺激的で楽しい内容となっています。
個人的には、オカルトに興味が無い人にこそ聴いてもらいたい内容です。

お勧めです!