だぶるばいせっぷす 新館

ホワイトカラーではないブルーカラーからの視点

ダイエット効果は運動量では無く回数が関係する

広告

私は4回程、通うジムを変えているのですが、その過程でわかった事があります。
それは体型の変化は、ジムの行く回数に比例するという事です。

『当たり前でしょ!』とツッコミを入れる人もいらっしゃるかもしれませんが、実は結構以外なことなので、今回はこの事について書いていきます。


ジムに多く行くと体型が変わりやすいのは、運動量が増えるから当然だと思う人も多いと思います。
しかし今回書くのは、そんな単純なものではありません。
実質、運動量が減っても、体型が変わりやすいのです。


私は一番最初、家の近くで比較的会費も安いジムに通っていました。
そのジムは、有酸素運動を推進する様なところで、スペースの大半がエアロバイクとランニングマシン。
残ったわずかのスペースに筋トレスペースがあるのですが、大半がマシンジム。
フリーウエイトスペースは飾りで有る程度で、バーベルは無くダンベルだけという環境でした。

当時の私は、トレーニングらしいことは、ほぼしていませんでした。
そんな私が、週5~6ペースで通っていたことも有り、最初の数年で体型は58→65キロと順調に変わってきました。
ただ、設備が充実していたわけではなかった為、体型の変化は最初の数年で止まり、その後はキープを続けるという感じでしたが。

ここには、途中、運動系の習い事等もしながら、10年以上通っていたでしょうか。
しかし、環境も同じでマンネリ化してきた事もあり、ジムを変更することにしました。
次に選んだジムは、ゴール○ジム。

設備的には問題ないジムでしたが、問題点があるとすれば、家から遠いこと。
自転車で往復1時間かかる為、移動だけでも疲れる立地。

毎日仕事終わりに1時間もかけてジムに行くことは難しいので、今までは週5~6回通っていたのを、週2~3回に減らすことにしました。
減らすといっても、一回のトレーニング量を2~2.5倍に増やしたので、自転車で1時間の往復分を加えると、実際には運動量は増えることになります。

環境が変わって今まで無かったバーベルが使える事によって、トレーニングの幅は広がり、それに伴って体型も大きく変化しました。
ここでも最初の数年で、65→75キロと、10キロの増量に成功。
肉体改造も順調に進んでいたかに思えたのですが、この頃から周りの人から、『太った?』といわれる様になりました。
体重自体は然程変化はなかったのですけどね。

最初の間は、扱うウエイトの重量も増えてきましたし、太ったのではなく、でかくなったのだろうと思っていましたが…
お腹を掴むと、前よりも肉がつかみ易くなっている。。
認めたくは有りませんでしたが、どうやら、太っていた様です。

客観的な目は誤魔化せませんね。

しかしここで不思議なのは、運動量自体は前のジムから比べると増えている点です。
因みにですが、食べる量は変わっていません。
食べる量が変わっておらず、運動量が増えているにも関わらず、太るという不思議な状態。

理由は分からなかったので、取り敢えず間食を減らす等の対処をするも、さほど効果でず。
運動量を増やすという選択肢も有ったのですが、自転車で往復1時間、ジムで筋トレを3時間近くの運動を更に増やすというのは、体力的にも時間的にも結構難しい。
というか、ジムに行く行為が自由時間のかなりの部分を選挙していた為、むしろ減らしたいとすら思っていました。

そこで、散々迷った末に、ジムを辞めて近所のジムに移る事を決断しました。
そのジムが今通っているジムなのですが、自転車で往復10分とかなり近い上に、バーベルもあるという、結果として理想に近い環境を手に入れる事が出来ました。

この環境の変化により、私の生活習慣も大きく変わることになりました。

今まではジム自体が遠かった為、気軽に行くことが出来なかったのですが、今では好きな時に気軽に行くことが出来ます。
その為、一回のトレーニング時間を減らし、週6回通う事にしました。
具体的には、今まで1回あたり3時間近く行っていた筋トレを、1回1時間にして週4回程度にしました。
残りの2日は、ジムに併設されているゴルフレンジで軽くゴルフの練習をして風呂に入って帰るだけ。

行動の変化をまとめると。
週2~3回のジム通いが週6回に増える。
一回あたりのトレーニング時間が3時間から1時間に減る。
一週間あたりの筋トレの時間は、6~9時間から4時間に低下。

ジムに通う回数自体は増えましたが、運動量自体は減ったことになります。
その生活を3ヶ月続けた結果、周りの人から『痩せた?』といわれる様になりました。
そう言われてお腹を掴んでみると、若干では有るが、脂肪の量は減っている感じ。

まとめると
食べる量は同じ。
運動量・運動時間は減少。
一週間の運動回数は増加したという環境で、ダイエットに成功したことになります。
因みにですが、体重の変化はほぼ有りません。

考えられる要因としては、一回あたりのトレーニング時間が短くなって回数が増えた事により、トレーニング時の集中力が上がった可能性があります。
一日3時間近く筋トレをしていた時は、胸のトレーニングが終わったら腕をやって…と、予定が詰まっていた上に、家に帰るのに30分の有酸素運動が待っているという状態だった為、無意識的に手を抜いていた可能性があります。
それが、トレーニング時間が短くなった上に、家までの距離が縮まった事で、余計なことを考えずにトレーニングに集中できる環境になった。
この集中によって、トレーニング効果が上昇した可能性があります。

以上のことをまとめると、ダイエットは筋トレの時間ではなく、ジムに行った回数に比例して効果が出やすい事になります。

これから夏に向けてダイエットをしようと思われている方は、これを参考にし、ジムを選ぶ際には家から近くて行きやすい場所を選んで、回数を増やす方が効果的だと思います。