だぶるばいせっぷす 新館

ホワイトカラーではないブルーカラーからの視点

ブログを無限に生成する方法

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少し前に、私が愛聴しているラジオ番組【もてらじ】で、ブログ関係の話題がされていました。

話の内容としては、読者からダイエットネタについて書いてという要望が有るが、書けることは全て書いてしまったと主張する【タコの卵】のてっちゃんさん。
その主張に対し、【温玉ブログ】のぶたおさんが『煎餅を座って食べる際の心得をブログで書いたら、次は寝ながら煎餅を食べる際の心得を書けばいい。』と忠告。
元のラジオ放送はこちら→ http://moteradi.com/20150222a

このやり取りだけを聴いて、『何を行ってるの?』と馬鹿にしする方もいらっしゃるかもしれませんが、コンテンツを作る際に、この発想はかなり重要だったりします。



私もブログを初めて直ぐの頃はそうだったのですが、新たな投稿をする際に、過去と同じ様な内容は極力避けるようにしてしまいがちです。
これは、毎日見に来ている人がいる場合、同じ事ばかり書いていると、失礼なんじゃないかと。

この考えは、人としては当たり前の発想だと思います。
もし現実で、会う度に同じ事ばかり喋る人がいたとしたら、会っただけでうんざりしてしまいますし、話も聞きたくない。
その為、サイコパスでも無い限り、人間は同じ事を話そうとはしませんし、話している途中で同じ事を話していることに気がついたら、『あ…前に話しましたよね?』といった感じで話を切り替える。


実際に会ってコミュニケーションをとる場合には当たり前の気遣いですが、これをブログの世界に持ち込んでしまうと、困ったことになってしまいます。

・過去に書いたからやめておこう。
・昔書いた内容と矛盾するから書かない方が良いだろう。

といった感じで、自身の行動が縛られてしまいます。
結果として、自由な発送が出来ずに更新頻度も落ち込んでしまう。

しかし冷静に考えてみると、ブログにどんな内容が書いてあるかという事は、殆どの読者は覚えていないでしょう。
というもの、ページを見に来る大半の人が一見さんで、リピーターは極僅かです。
自身の経験を振り返っても、調べようと思う単語を検索窓に打ち込んで、ブログがヒットしたとして、そのブログをお気に入りやRSSリーダーに入れる事は稀です。

つまり、殆どの人が検索に引っかかった特定のページしか観ていないんです。
であるならば、過去に書いた内容と同じような事を書いたとしても、全く問題はありません。


ここで、『もし、リピーターの方がいらっしゃった場合、その人に対しては不親切なのではないか。』と思われる方もいらっしゃるでしょう。
確かに、連日更新をチェックしてくれている方がいた場合、同じような投稿が続くと飽きられてしまう様な気もします。
しかし実際には、そんな事もありません。

実際に出版されている、大学教授が一般人向けに書いている様な本をみると、一冊の本の中で同じ事を繰り返し書いている場合が殆どです。

本の基本的な構成としては、大きなテーマを細かいテーマに分けて目次を書く。
そして、細かいテーマごとに最初に結論を書いて、その後、何故そうなるのかといった説明の後、理解しやすい様に喩え話や経験談が続きます。
その喩え話や経験談ですが、多い時には6個程度書かれますが、基本的に書いてある内容は同じです。

これが書くテーマごとに続く為、テーマが10を超える場合、長いと600ページ以上の本になったりします。
しかし実際の内容は、10のテーマ毎に最初に結果とプロセスが1~3ページ程でまとめられている為、例文なしで理解できる人にとっては、30ページ程を読めば理解できる内容だったりするわけです。

これは簡単に云うと、30ページの内容を、同じ内容の例文を書く事で20倍に膨らましているようなものです。


誤解しないで欲しいのですが、この手法が悪いと行っているわけではありません。
文字というのは、実際に会って話すのと比べ、意外と伝達力が強くありません。
簡単に云うと、、自分が伝えたい事が1回の説明で伝わることは、ほぼありません。
その為、少し難しいテーマを取り扱った本などは、1つの現象を説明する為に、複数の喩え話や経験談を付け加えることで、筆者と読者の認識の差を埋めようとしているのです。

これはブログでも同じで、一度の投稿で自分が思っていることが完全に伝わるかといえば、そうではない。
ですから全く同じテーマでも、書き方やニュアンス、喩え話や経験談を少し変えて投稿する事は、読者にとっても、むしろ親切だったりするんです。


これを応用すると、無限にブログが書けたりします。
例えば、政治経済の出来事について書き、その投稿に対して3つ程の解説文を付け加えて記事を完成させたとします。
これと全く同じテーマで、意味は同じだが視点が違った解説文を3つづつ付けた記事を更に3個完成させた場合、1つの出来事で解説文が12個出来上がります。

この12個の解説文から、組み合わせを変えて3つ抜き出して記事を書くとしたら、それだけでかなりの記事が生成できてしまいますよね。
なんなら、繰り返し記事を書き、いろんな視点から元のニュースを見る事で、自分自身のその出来事の捉え方が変わるかもしれない。
そうなれば、その考えに至ったプロセスを書けば良い。

また繰り返し書く事で、その出来事に対する自分なりの因果関係の様なものが刻み込まれる為、全く違ったニュースを取り扱う時に、別のニュースとの共通点を見つけやすくなる。
こうなってくると、2つの出来事を見比べるという芸当も出来てしまう。

今までのように、『一度書いたネタは二度と書けない』と自分自身を縛っていたら、ブログを書けば書く程、ネタが尽きてしまって書けなくなる。
しかしこの方法では、書けば書く程ネタが増えていく。


もしネタ探しに困っている方がいらっしゃれば、一度試してみては如何でしょうか。